下向きに花を開花させるキンポウゲ科 クリスマスローズ属(ヘレボルス属)の<クリスマスローズ>ですが、多年草として、「八重咲き」や「斑入り(ブロッチ)」 が入る園芸品種があるなど人気品種ですが、同じ植え込みの株に2種類の花色が目に留まりました。 よく観ますと、本来は黄色の花弁の品種が、3個の種鞘を付けるに伴い花弁の色も紫がかった色合いに変化したようです。 この種鞘は熟しますと種がはじけ飛びますが、この実生から育てますと花の開花までは早くて3~5年はかかり、また実生から育った花は、親株の花色とは違う色合いや斑紋が出るようで、他の花にはみられない面白い性質をもっているだけに、気になる種です。