ファルコン昆虫記(945)【アオマツムシ】
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日本では本州、四国、九州に分布。明治期に中国大陸から日本に入り帰化した外来種という説が一般的ですが、原産地ははっきりせず、日本での初記録年月日も1898年(明治31年)という説と1908年(明治41年)ごろという説があるようです。
【アオマツムシ】は現在では秋に鳴く昆虫の代表的なもののひとつで分類上はコオロギ科に属しています。鳴く虫の代表的なものとしては「スズムシ」、「コオロギ」、「マツムシ」、「キリギリス」などが有名ですが、都会で一番多く声を聞く機会が多いのはこのアオマツムシだと言われています。
アオマツムシの体は羽と胸が緑色、後ろ足が短く、その鳴き声はチリチリチリまたはリーリーなどと例えられます。
また、【アオマツムシ】は、「ヨコヅナサシガメ」の幼虫が天敵で、捕らえられた後、体液を吸われてしまいます。