<藤井聡太王位>(193)第63期王位戦7番勝負第5局
Sep
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開幕戦を<豊島将之九段>が制した後、<藤井聡太王位>が3連勝して迎えた本局。<藤井聡太王位>が勝てば3連覇が決まりますので、<豊島将之九段>は王位奪還に向けて負けられない戦いとなっています。定刻の合図で、先手番の<豊島将之九段>が初手を「2六歩」と指して始まりました。
<豊島将之九段>の誘導で<藤井聡太王位>が7七角成(10手目)とし、5局連続となる「角換わり」の戦型となりました。<藤井聡太王位>の4四歩(36手目)に対し、<豊島将之九段>が5六銀(37手目)と腰掛け銀に据えると、<藤井聡太王位>は4一飛(38手目)と争点になりそうな4筋に飛車を回り、先手の攻めをけん制。この手に<豊島将之九段>は考慮に入りました。
持ち時間は各8時間。初日は午後6時で指し掛け、60手目を<藤井聡太王位>が封じています。形勢は互角。<藤井聡太王位>は60手目に1時間13分を消費しています。
持ち時間各8時間のうち、残り時間は藤井3時間52分、豊島4時間39分。6日午前9時に指し継がれ。夜までに決着する見通しです。