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- ダウ平均株価(9月8日)@終値3万1774ドル52セント
8日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は反落して始まりました。取引開始後まもなくダウ平均は一時259ドル安まで下落して、「3万1321ドル50セント」の安値を付けています。
欧州中央銀行(ECB)が8日の理事会で(0.75%)の大幅な利上げを決め、米連邦準備理事会(FRB)も利上げ継続の方針を掲げています。世界の主要中銀による積極的な金融引き締めが景気を冷やすとの警戒感が強く、売りが優勢になりました。
<パウエル>(FRB)議長は8日朝、米ケイトー研究所が主催したオンラインの質疑応答で「仕事を完了するまで続ける必要がある」とインフレ目標の達成を目指し、利上げを継続する考えを強調しました。20~21日の米連邦公開市場委員会(FOMC)で通常の3倍にあたる(0.75%)の利上げを決めるとの観測が優勢です。
ただ、売りが一巡すると銀行株中心に買い戻しも活発に出てプラスに転じています。市場もタカ派な(FRB)の動向は既に十分認識しているうえ、このところの急落から、下値では値ごろ感の押し目買いも入っています。
終値は続伸し、前日比193ドル24セント(0.61%)高の3万1774ドル52セントで取引を終えています。
ハイテク株が多いナスダック総合株価指数は続伸し、前日比70.229ポイント(0.6%)高の1万1862.129でした。
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