【出生数の推移】
ことし上半期に生まれた子どもは38万4000人余りで、去年の同じ時期と比べると2万87人、およそ(5%減)となり、厚生労働省が把握している2000年(平成12年)以降、初めて40万人を下回っています。
厚生労働省によりますと、ことし1月から6月までの上半期に生まれた子どもの数は速報値で38万4942人でした。
1年間に生まれた子どもの数=「出生数」は、1970年代半ばから減少傾向が続いており、去年は81万1604人と調査開始以来最も少なくなりましたが、ことしも今のペースのまま推移すれば初めて80万人を下回る可能性があります。
また、婚姻数も令和元年は59万9007組でしたが、新型コロナの感染が拡大したおととし(令和2年)は52万5507組、去年(令和3年)は50万1116組と減少が続いています。
厚生労働省は、結婚や妊娠を控えるなど長期化するコロナ禍の影響があったのではないかとしています。
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