ファルコン植物記(2112)【アケビ】の実
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北海道を除く日本全国の山間部には【ミツバアケビ】・【アケビ】・【ゴヨウアケビ】の3種類が自生していて、実は10㎝ほどの大きさで、少し大きい卵のような楕円形の形になります。
【アケビ】は雄花と雌花を持つ雌雄同株の植物です。可憐な薄紫色や白の花は、垂れ下がるように開花し風情を感じさせます。【アケビ】の名前の由来は、熟した実が割れた様子から人が「あくび」をしているように見える、また「開け実」と呼ばれていたものが次第に【あけび】に変化したともいわれています。実は、甘くやわらかいやや果汁の少ない食感です。
様々な鳥類や哺乳類に食べられて、種子散布に寄与しています。