日経平均株価(2月10日)@終値2万7670円98銭
Feb
9
円相場が円安・ドル高に振れたことを背景に、海外投機筋などが株価指数先物に断続的な買いが入っています。好決算銘柄への買いも目立ち、前日に決算や株式分割などを発表した東エレクは1銘柄で日経平均を約69円押し上げています。 日経平均の上げ幅は一時200円を超え「2万7814円02銭」の高値を付けています。
外国為替市場で円相場が「1ドル=131円台半ば」と、前日夕に比べて円安・ドル高で推移しています。円安進行を受けて輸出企業の採算が上向くとの見方が強まっています。
前日の米株式相場はハイテク株を中心に下落しましたが、日本株への売りの波及はみられませんでした。きょうは個別物色中心の展開で、 買い一巡後は利益確定売りが上値を抑え、後場は小高い水準での推移が続きました。
終値は4日ぶりに反発し、大引けは前日比86円63銭(0.31%)高の2万7670円98銭で終えています。