4月19日、(河出書房新社)より<西加奈子>の自身初となるノンフィクション『くもをさがす』が刊行されています。
<西加奈子>は1977年5月7日、テヘラン生まれ。エジプトのカイロ、大阪で育ちます。2004年に『あおい』でデビューし、2007年『通天閣』で織田作之助賞を受賞しています。2013年『ふくわらい』で河合隼雄物語賞、2015年に『サラバ!』で直木賞を受賞。そのほか著作に『さくら』(2005年)・『円卓』(2011年)・『漁港の肉子ちゃん』(2011年)などが映画化・アニメ化の原作となっています。近著では、短編集『サムのこと 猿に会う』(2020年)や『夜が明ける』(2021年)などが出版されています。
2019年12月から語学留学のため、家族と猫と共にカナダに滞在し、現在は東京に在住しています。
本書『くもをさがす』は、2021年コロナ禍の最中、滞在先のカナダで浸潤性乳管がんを宣告された著者が、乳がん発覚から治療を終えるまでの約8ヶ月間を克明に描いています。
『くもをさがす』には<西加奈子>が治療中に読み、聴き、思い返すことで心の支えとなった多数の作品が引用され、紹介されています。
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Posted at 2023-04-22 04:41
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Posted at 2023-04-22 04:49
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