日経平均株価(5月12日)@終値2万9388円30銭
May
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日銀が金融政策の修正に慎重なハト派的な姿勢を示すなか、地域銀行の経営不安などに揺れる米国と比べた日本株の投資環境の良好さに目を付けた海外勢の買いが相場を押し上げています。
利益確定売りをこなしながも、足元の相場の強さが意識されると断続的に先物に買いが入り、日経平均は次第に上げ幅を拡大し上値追いの展開となりました。9日に付けました年初来高値「2万9242円82銭」を朝方に上回り、一時「2万9408円06銭」の高値を付けています。
終値は続伸し、前日比261円58銭(0.90%)高の2万9388円30銭で終えています。年初来高値を更新し、2021年11月下旬以来、約1年半ぶりの高値を付けています。