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- ファルコン昆虫記(987)【キゴシガガンボ】(2)
極端に脚の長い特徴を持つハエ目(双翅目)カ亜目(長角亜目)ガガンボ科の体長25ミリほどの【キゴシガガンボ】が、網戸に留まっていました。
からだの部分を大きく撮影しようとしますと、長い脚が切れてしまいます。全体と体部分の2枚に分けて撮影すればいいのですが、その合間に飛び去られ逃げられてしまうのが怖いので、昆虫との撮影は、いつも一期一会の気合が必要です。
「ガガンボ」は世界中に生息し、日本でも全国的に生息しており、別名「カトンボ」ともいわれており、蚊と間違えてしまう人もいるようですが、人体に吸血することはなく、花の蜜などを好みます。
よく見かける蚊である「アカイエカ」や「ヒトスジカ」の寿命は約30~40日ですが、「ガガンボ」の寿命は約10日と、とても短く、活動時期は3~11月と冬以外の時期は見ることができます。越冬する場合もありますが、その際は幼虫やサナギの形で冬を越します。
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