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- ダウ平均株価(6月7日)@終値3万3665ドル02セント
7日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は一進一退で始まりました。目新しい売買の材料が少ないなか、ディフェンシブ株の一部に売りが出ています。一方、ハイテク株の一部には買いが入っており、相場を支えています。
週内は目立った経済指標の発表がなく、主力銘柄を売買する材料もあまりありません。ダウ平均株価の構成銘柄では、製薬のメルクや保険のトラベラーズなどディフェンシブ株に売りが出て、指数を下押ししています。
一方、積極的に売りを出す動きも限られています。<イエレン米財務長官>が朝のCNBC番組で、「労働市場のインフレ圧力低下の兆しがみえている」と語っています。市場では米連邦準備理事会(FRB)が13~14日に開く米連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げを見送るとの見方が一段と強まり、投資家心理を支えています。
終値は続伸し、前日比91ドル74セント(0.27%)高の3万3665ドル02セントで終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比171.52ポイント(1.29%)安の1万3164.90でした。
S&P500種は、前日比16.33ポイント (0.38%)安の4267.52でした。
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