日経平均株価(10月2日)@終値3万1759円88銭
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つなぎ予算が条件付きながら承認され、米政府機関の閉鎖が回避されたことを受けた米国債の格下げ懸念後退と、日銀が朝方発表しました9月の全国企業短期経済観測調査(短観)の改善を追い風に買いが優勢でした。
日経平均は上げ幅を500円強に広げ「3万2401円58銭」の高値をつける場面がありました。米株価指数先物が日本時間2日の取引で上昇したこともあり、日経平均は先物主導で上げ幅を広げました。朝方の買い一巡後は戻り待ちの売りが出て、日経平均の上値はやや重くなり下げ気味になっています。
市場で目立った売り材料は指摘されていないものの、株価指数先物にまとまった売りが出たのにつれて現物株にも下げ圧力がかかり、米長期金利の根強い先高観などを背景にした売りが優勢でした。
終値3日続落し、前週末比97円74銭(0.31%)安の3万1759円88銭で終えています。