ヒラヒラと飛翔する小さい「蛾」ですが、飛行距離はそんなに長くなく、我慢比べで近くに留まるのを待てば撮ることができるチョウ目(鱗翅目)ツトガ科ノメイガ亜科の【アメリカピンクノメイガ】です。
今年初めて観察する機会があり、3回目の登場ですが、ノメイガの仲間は
【ワタノメイガ】や
【シロオビノメイガ】など日本に300種ほどいますが、名称通りアメリカからの外来種で、どのようにして日本で分布したのかは、不明のようです。
全長13ミリ程度で、開帳も10ミリほどの三角形をしています。夏の早朝など涼しいときにピンク色の翅をひらひらさせながら飛んでいます。翅の色はピンクからワイン色の翅色が特徴です。普通は葉の裏側にとまりますが、そのときは白っぽい側面しか見えないので見つけにくい種です。
もともとは、北アメリカで発見され、1885年に<チャールズ・H・.フェルナルド>によって記録されています。アメリカ合衆国のアリゾナ、カリフォルニア、フロリダ、アーカンザス、カンザス、ルイジアナ、ミズーリ、オクラホマ、テネシー、テキサスに分布しているようです。
資料で成虫は、春先から秋まで見られるとのことでしたが、神戸での観察記録としては最高気温「23.5度」の10月5日には活動していることが確認できました。
Posted at 2023-10-06 01:45
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Posted at 2023-10-06 01:53
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