10日午前の東京株式市場で日経平均株価は大幅に続伸し、午前終値は前日比623円61銭(1.85%)高の3万4386円79銭でした。日経平均は取引時間中としては1990年3月以来、33年10カ月ぶりに節目の3万4000円を上回りました。
日経平均が3万4000円を上回った後も主力株への買いの勢いは衰えず、上げ幅を拡大する展開となりました。市場では、日本がデフレから賃金上昇を伴うインフレに移行するという見方が広がっているのに加えて、金利水準がなおも低く抑えられている市場環境の良好さに目を付けた海外勢の買いが強まっているようです
終値は大幅3日続伸し、前日比678円54銭(2.01%)高の3万4441円72銭で終えています。終値ベースで1990年2月28日以来、約33年11カ月ぶりの高値でした。