米株安の流れを引き継ぎ、東京市場でも半導体関連株を中心に売りが優勢でした。朝方は下げ幅が300円に迫り「3万8519円94銭」の安値を付ける場面も出ています。
15日の東京市場でも株式の相対的な割高感が意識されたほか、3月期末を前に国内機関投資家がリバランス(資産配分の調整)を目的とした売りを出しているとの見方も出ています。
売り一巡後は急速に下げ渋っています。外国為替市場で円相場が円安・ドル高基調で推移し、輸出関連株の一角には採算改善を期待した買いが入りました。根強い株価の先高観から短期目線の投資家による断続的な押し目買いも入り、前引けにかけて下げ幅を縮小しています。
終値は反落し、大引けは前日比99円74銭(0.26%)安の3万8707円64銭でした。