ファルコン植物記(2172)【キルタンサス】
Apr
17
陽気な日差しの中、久しぶりに(2092)の登場以来になりますヒガンバナ科キルタンサス属の【キルタンサス】の花をプランターに見つけました。
【キルタンサス】は南アフリカに45~50種が自生する球根植物で、種によって形態や性質が大きく異なり、変化に富んでいます。
大別しますと冬咲き種と夏咲き種があり、花形は細い筒形から壺形、盃状に大きく開くものなどで、下垂するものから上向きに咲くものまであります。常緑性のものが多く、環境条件によって落葉休眠します。
キルタンサスの仲間には様々な種類がありますが、日本で出回っているのは細長い筒状の花を咲かせる「マッケニー」がほとんどです。
花は筒状で先端が小さく開く独特な形状、花茎の先端に少なめに花序を作ります。花色は豊富で赤から黄色系まで幅広いです。花には甘い香りがあります。葉は細長く、これといった特徴に乏しい形で、花色は、赤色、橙色、黄色、桃色、白色があります。