ダウ平均株価(5月3日)終値3万8675ドル68セント
May
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3日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は3営業日続伸して始まりました。同日発表の4月の米雇用統計では、非農業部門の雇用者数が市場予想を下回る伸びにとどまりました。賃金上昇のペースも鈍化し、米連邦準備理事会(FRB)による利下げ開始が先送りになるとの懸念が少し和らいでいます。
4月の米雇用統計では、非農業部門の雇用者数が前月比で(17万5000人)増えました。市場予想(24万人増)を下回りました。平均時給は前月比の上昇率が(0.2%)と市場予想(0.3%)以下となり、失業率は前月に比べ(0.1)ポイント高い(3.9%)となっています。
市場では、米労働市場の過熱感が薄れる方向にあるとの見方が広がり、賃金インフレの長期化で(FRB)の利下げ転換が先延ばしになるという警戒が薄れ、米債券市場では長期金利が低下(長期債価格は上昇)、(4.4%台後半)と、前日終値(4.58%)を下回って推移しています。金利の低下で、株式の相対的な割高感が薄れたとみた買いも入っています。
ダウ平均株価は、前日比450ドル02セント(1.18%)高の3万8675ドル68セントでした。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比315.37ポイント(1.99%)高の1万6156.33でした。
S&P500種株価指数は、前日比63.59ポイント (1.26%)高の5127.79でした。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は、前日比315.37ポイント(1.99%)高の1万6156.33でした。
S&P500種株価指数は、前日比63.59ポイント (1.26%)高の5127.79でした。