6日のニューヨーク外国為替市場で円相場は4営業日ぶりに反落し、前週末比95銭円安・ドル高の「1ドル=153円85〜95銭」で取引を終えています。円の安値は「1ドル=154円00銭」、高値は「1ドル=153円43銭」でした。
先週のニューヨーク市場で大幅に円高・ドル安が進んだ反動で円売り・ドル買いが出ています。
先週の外為市場では、日本政府・日銀による円買いの為替介入とみられる動きがあり、円相場は5円ほど円高・ドル安が進みましたが、市場では日米の金利差が広がった状態は今後も続くとの見方が根強くあります。
もっとも、前週末発表の4月の米雇用統計で雇用者が市場予想ほど伸びなかったこともあり、米連邦準備理事会(FRB)が年後半に利下げを始めるとの観測が意識されたのは円買い・ドル売りを誘っています。