7月9日、ファルコン昆虫記(1116)で、「ホトトギス」の茎で見つけましたカメムシ目(半翅目)ヨコバイ亜目アオバハゴロモ科の
綿状の【アオバハゴロモ】の幼虫でしたが、昨日12日に再訪問してみますと、嬉しいことに成虫の姿が確認できました。
羽根がない幼虫の大きさは6ミリから7ミリ程度。幼虫から成虫になり、羽根が生えると体長は代わりがありませんが羽根の分だけ大きくなり、11ミリ程度の大きさになります。
頭は丸みを帯びた形をしており、尖らないのが特徴です。頭から続く体は同じ太さでくびれがなく、胸のあたりはやや太くなり、そこからだんだんと尻すぼみの形になります。おしりの先だけほんのりと赤みを帯びた色がついています。
きれいな名称ですが、その地方によって別名で呼ばれることもあります。「しらこばば」の他にも「ハトポッポ」や縮めて「ポッポ」と呼ばれています。姿がハトに似ていることからこの名前がついたのでしょう。