日銀は「利上げ路線継続を」@国際通貨基金
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3日の定例記者会見で、国際通貨基金(IMF)の<コザック報道官>は日銀が利上げ路線を継続すべきだと語っています。また、<石破茂首相>が検討している経済対策に関し、成長に配慮しつつ、財政健全化も進めるよう勧告しました。
<石破茂首相>が2日、日銀の追加利上げに否定的な見解を示したことで、外国為替相場では急激な円安・ドル高が進行。円相場は一時1カ月ぶりに「1ドル=147円台」の安値を付けています。
<コザック報道官>は「日銀は金融政策正常化へ向けた重要な措置を講じ、日本のインフレ期待の安定を支えている」と指摘。「経済指標を重視し、緩やかな利上げを続けるべきだ」と明言し、「日本経済は引き続き、中期的に2%の物価目標達成に向かっている」との見通しを示しました。
<石破茂首相>は、物価高を受けた経済対策を早期に策定する方針を示しています。これに対し<コザック報道官>は、「財政余力を再び生み出し、債務持続性を確保する」必要性を強調。一方で「成長にも配慮した財政健全化」に努めるよう促しました。