「1ドル=148円82銭」
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週末4日午前のニューヨーク外国為替市場では、想定以上に強い米雇用統計を受けて円売り・ドル買いが進み、円相場は一時「1ドル=148円台後半」に下落しています。8月中旬以来、約1カ月半ぶりの円安・ドル高水準となりまし。午前9時現在は「1ドル=148円65~75銭」と、前日17時比1円73銭の大幅な円安・ドル高となっています。
米労働省が4日朝方発表しました9月の雇用統計では、景気動向を敏感に反映する非農業部門の就業者数が前月から25万4千人増えています。伸びは8月の15万9千人増(改定値)から大幅に拡大し、市場予想(14万人増)も大きく上回りました。失業率は(4.1%)に低下しています。
堅調な雇用情勢を踏まえ、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げペースが鈍るとの観測が市場で広がり、米長期金利が急伸。日米金利差が当面開いたままになるとの見方から、円売り・ドル買いが活発化しています。