7日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前引けは前日比158円80銭(0.40%)安の3万9321円87銭でした。
5日投開票の米大統領選で<トランプ前大統領>の勝利で、前日6日の米株式相場は急伸しましたが、東京市場ではすでに前日から織り込みが進んで
同日の日経平均は「1005円77銭」高となっていたため、利益確定売りが優勢になりました。
<トランプ>は関税の強化を掲げているほか、安全保障面の問題など不透明な材料も多く、日本企業にとっての懸念要因もあり、6日の世界の株式市場では欧州株が総じて下落するなど、政策の動向を見極めたいとの受け止めが上値を抑えています。
終値は、前日に99円26銭(0.25%)安の3万9381円41銭で終えています。