日経平均株価(11月7日)終値3万9381円41銭
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7日午前の東京株式市場で日経平均株価は反落し、前引けは前日比158円80銭(0.40%)安の3万9321円87銭でした。
5日投開票の米大統領選で<トランプ前大統領>の勝利で、前日6日の米株式相場は急伸しましたが、東京市場ではすでに前日から織り込みが進んで同日の日経平均は「1005円77銭」高となっていたため、利益確定売りが優勢になりました。
6日の米株式市場ではダウ工業株30種平均株価など主要3指数が急伸し、そろって最高値を更新でした。<トランプ>の当選を受け、次期政権が減税や規制緩和を進めるとの期待が買いを誘いました。7日の東京市場でも米株高の流れを引き継いだ買いが先行し、日経平均の上げ幅は一時400円を超えましたが、高値警戒感も重荷となり、ほどなく下げに転じています。
<トランプ>は関税の強化を掲げているほか、安全保障面の問題など不透明な材料も多く、日本企業にとっての懸念要因もあり、6日の世界の株式市場では欧州株が総じて下落するなど、政策の動向を見極めたいとの受け止めが上値を抑えています。
終値は、前日に99円26銭(0.25%)安の3万9381円41銭で終えています。