11日早朝の東京外国為替市場で、円相場は下落しています。8時30分時点は「1ドル=152円90〜92銭」と前週末17時時点と比べて27銭の円安・ドル高でした。米金利の先高観を背景にした円売り・ドル買いが国内勢から出ています。
米大統領選での<トランプ>の勝利を受けて上昇していた米長期金利は前週末に低下したものの、引き続き高い水準で推移しています。大統領と上下両院の多数を共和党が押さえる「トリプルレッド」の可能性が強く意識されており、<トランプ>が掲げる財政拡張的な政策が実現しやすくなれば米長期金利は再び上昇するとの思惑が強いままです。