日経平均株価(12月19日)終値3万8813円58銭
Dec
18
19日午前の東京株式市場で日経平均株価は続落し、午前終値は前日比373円33銭(0.96%)安の3万8708円38銭でした。前日の米株安を受けて、東京市場でも朝方から幅広い銘柄に売りが優勢となりました。売り一巡後は円相場の下落などが支えとなり、次第に下げ幅を縮小しています。
米連邦準備理事会(FRB)が2025年の利下げペースが鈍化する見通しを示したことを受け、金利高止まりへの警戒などから、前日の米株式市場ではダウ工業株30種平均株価など主要3指数がそろって下落でした。ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数が(3.56%)下げたほか、18日夕に決算を発表した半導体メモリー大手の米マイクロン・テクノロジーが時間外取引で急落したことなどを背景に、東京市場でも東エレクなど値がさの半導体関連株が売られ、相場を下押ししています。
売り一巡後は円急落に歩調を合わせた海外投機筋の先物買いなどが入り、日経平均は下げ幅を縮小しました。(FRB)の利下げペースが鈍るとして米金利の先高観が強まっており、円売り・ドル買いが広がりました。
終値は5営業日続落し、前日比268円13銭(0.69%)安の3万8813円58銭で終えています。