「1ドル=157円09銭~157円22銭」
Dec
24
24日のニューヨーク外国為替市場で円相場は反発し、前日比15銭円高・ドル安の「1ドル=156円95銭〜157円05銭」で取引を終えています。円の高値は「1ドル=157円00銭」、安値は「1ドル=157円39銭」でした。
クリスマスの祝日を控え小幅な値動きとなるなか、持ち高調整の円買い・ドル売りが優勢となりました。
25日にクリスマスの祝日で休場となる前で、24日は休暇に入る市場参加者も多く、持ち高を一方向に傾ける動きはみられませんでした。
日本の<加藤勝信財務相>は日本時間24日午前、足元で進む円安・ドル高について「行き過ぎた動きには適切に対応をとりたい」と発言。「投機的な動向を含め、市場動向を憂慮している。足元では一方的、急激な動きがみられる」とも述べ、円相場の支えとなる面がありました。
インフレの高止まりや<トランプ>次期政権下での財政赤字拡大への懸念から、米利下げペースが鈍化するとの見方は根強く、米金利の先高観から、24日の米長期金利は(4.62%)とおよそ7カ月ぶりの高水準に上昇する場面がありましたが、債券相場が上昇して終えたこともあり、円相場への影響は限られています。