お茶菓子としていただいたのは、【数井製菓】(山口県防府市今市町1-17)の「山口乃外郎(ういろう)」です。
〈外郎〉といえば名古屋・小田原・伊勢が有名です。
〈外郎〉は、一般的には米粉(うるち米、もち米)などの穀粉に砂糖と湯水を練り合わせ、型に注いで蒸籠で蒸してつくられますが、山口県の〈外郎〉のは、ワラビの粉に砂糖を加え、蒸して作っています。
こしあん・小豆・抹茶・柚子の四種類があるようでしたが、いただいたのは「こしあん」で、もちもちでしっとりとしたやわらかい食感が楽しめ、おいしくいただきました。