「1ドル=150円37銭~150円38銭」(3月26日)
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26日の東京外国為替市場で、円相場は4営業日ぶりに反発でした。17時時点では前日の同時点に比べ35銭の円高・ドル安の「1ドル=150円37〜38銭」で推移しています。
米景気の先行き不透明感を背景にした円買い・ドル売りが優勢となりましたが、輸入企業など国内実需筋の円売り・ドル買い観測を受けて東京市場では円相場が伸び悩む場面が目立ちました。
25日発表されました3月の米消費者信頼感指数は市場予想よりも悪化でした。<トランプ米政権>が貿易相手国と同水準の関税を課す「相互関税」などで米消費者心理が一段と落ち込めば、米景気の下振れにつながるとの警戒感が根強くあります。
25日に米長期金利は低下し、東京市場でも日米の金利差縮小を見込んだ円買い・ドル売りが先行しました。
買いが一巡すると、円相場の上値は重く、3月の決算期末が近づいていることで国内輸入企業などのドル資金の調達が活発化したとの観測が出ています。
26日は日経平均株価が、(2月27日)以来約1カ月ぶりに終値で3万8000円台を回復しており、日本の株高に歩調を合わせる形で「低リスク通貨」とされる円には売りが出ています。
Posted at 2025-03-26 01:49
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Posted at 2025-03-26 01:58
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