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2日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は3日続落で始まりました。
2日朝にソフトウエアのマイクロソフトが2022年4~6月期の業績予想を下方修正しています。米国を代表する巨大ハイテク企業だけに心理面に悪影響が大きかったようです。マイクロソフトは5月までのドル高の影響を加味し、業績予想を小幅に下方修正しました。修正後の売上高と1株利益は市場予想を下回りました。同社株は一時(3%)あまり下げています。
ハイテクではスマートフォンのアップルも下げた、製薬のメルクやアムジェンなどディフェンシブ株も安く、一方、米原油相場が増産観測で下げる場面があり、インフレが弱まるとの期待から消費関連株や景気敏感株の一角は買われダウ平均を支えています。
2日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅に反落し、前日比46円31銭(0.17%)安の2万7411円58銭で終えています。前日の米株安の流れを引き継ぎ、朝方に下げ幅は一時200円を超え「2万7251円24銭」の安値をつけています。
一方、外国為替市場で円相場が1ドル=130円近辺の円安・ドル高水準にあることが投資家心理を支え、相場の下値は神楽れました。
米サプライマネジメント協会(ISM)が、1日発表した5月の製造業景況感指数が市場予想に反して上昇したのをきっかけに、米金融引き締めへの警戒が再び強まり、前日の米株式相場が下落。
「米連邦準備理事会(FRB)が金融引き締め方向に傾き、当面の日本株にも影響が反映された感じですが、売りが一巡した後は円安・ドル高傾向が支えとなり下げ幅を縮めています。
終値は、小幅に反落し前日比44円01銭(0.16%)安の2万7413円88銭で取引を終えています。
1日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は反発して始まりました。
前日夕に発表した決算が市場予想を上回った顧客情報管理のセールスフォースが大幅高となり、ダウ平均を押し上げています。セールスフォースは一時(12%)高となっています。2022年2~4月期決算が市場予想を上回る増収となり、2023年1月期通期の1株利益予想を引き上げました。他のハイテク株にも買いが波及し、ソフトウエアのマイクロソフトやスマートフォンのアップルが値を上げています。
米原油先物相場の上昇を受け、石油株への買いも相場を支え、石油のシェブロンの上げも目立ちます。中国の経済正常化への期待から中国売上高比率が高いスポーツ用品のナイキや、中国でテーマパークを運営する映画・娯楽のウォルト・ディズニーも買いが先行しています。
終値は反落で終え、前営業日より176ドル89セント(0.54%)安の3万2813ドル23セントで取引を終えています
1日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前日比192円69銭(0.70%)高の2万7472円49銭で前場を終えています。
米株価指数先物が日本時間1日午前の取引で高く推移し、投資家心理を支えました。外国為替市場で円安・ドル高が進み、自動車や機械など輸出関連銘柄の買いにつながっています。上海のロックダウン解除で中国の経済の改善期待も追い風となりました。
日経平均の上げ幅は一時200円を超え「2万7482円31銭」を付けています。外国為替市場で円相場が1ドル=129円台まで円安・ドル高が進み、製造業を中心に輸出採算の改善を見込んだ買いが入っています。
終値は、前日比178円09銭(0.65%)高の2万7457円89銭で取引を終えています。(4月21日)の終値「2万7553円06銭」以来の高値でした。
5月31日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は7営業日ぶりに反落して始まりました。
米原油先物相場が、2カ月ぶりに大きく上昇しています。インフレ懸念が強まり、企業業績の悪化や米連邦準備理事会(FRB)の積極的な金融引き締めを警戒した売りが出ました。
欧州連合(EU)が30日夜にロシア産石油の輸入禁止で合意し、需給の逼迫観測が高まりました。ニューヨーク原油先物相場は31日朝に一時1バレル=119ドル後半まで上昇しました。ダウ平均は前週に大きく上昇しており、目先の利益を確定する目的の売りも出やすい情況でした。
ダウ平均は午前に400ドル超下げた安値「3万2752ドル34セント」後は下げ幅を縮めています。米長期金利が一時(2.87%)と27日終値(2.74%)から上昇し、金融株に利ざや拡大を見込んだ買いが入りました。
終値は、前営業日の27日に比べ222ドル84セント(0.67%)安の92990ドル12セントで取引を終えています。
ハイテク株の比率が高いナスダック総合株価指数は4営業日ぶりに反落し、前営業日の27日に比べ49.740ポイント安の1万2081.391で終えています。
31日午前の東京株式市場で日経平均株価は小幅に続伸し、前日比34円71銭(0.13%)高の2万7404円14銭で終えています。
前日の600円近い上昇で利益確定売りが出やすく、上値が抑えられました。原油高を受けて関連銘柄を物色する動きが活発だったものの、米長期金利の上昇が日本株の重荷となりました。
日本時間31日朝に欧州連合(EU)がロシア産原油の(EU)への輸入を禁止することで合意したと伝わりました。ニューヨーク原油先物相場が再び上昇基調となっており、日本時間31日午前の取引で一時1バレル117ドル台後半まで上昇しました。資源価格の上昇に伴うインフレ懸念により、米連邦準備理事会(FRB)の積極的な金融引き締めが続くとの思惑から米長期金利も上昇。東京市場では、割高感が意識されやすくなるハイテク株の一角に売りが出ています。
一方、中国の経済指標で景気悪化ペースに鈍化が見られたことは支援材料となりました。前日の大幅高を受けて利益確定売りに上値を抑えられ、終日方向感に欠ける展開でした。
終値は3営業日ぶりに小幅反落し、前日比89円63銭(0.33%)安の2万7279円80銭で取引を終えています。
30日午前の東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前引けは前週末比527円67銭(1.97%)高の2万7309円35銭でした。
米国のインフレ加速への懸念がいったん和らいだことで、前週末の米株式相場は大幅に上昇しており、投資家が運用リスクをとる姿勢が朝方から優勢となり、東京市場でもグロース(成長)株や景気敏感株など幅広い物色につながっています。
一方で、利益確定売りや戻り待ちの売りも出ており、上値追いには一服感も出ています。
終値は大幅続伸し、前週末比587円75銭(2.19%)高の2万7369円43銭で取引を終えています。一時610円越高の「2万7401円24銭」の高値を付け、(4月21日)の終値「2万7553円06銭」以来約1カ月ぶりの高値となっています。
27日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は6日続伸で始まりました。
朝方発表の米物価指標の伸び率が鈍化しています。過度なインフレ加速への懸念が和らぎ、消費関連株を中心に買いが先行しました。一方、ダウ平均株価は前日までの5日続伸で1300ドルあまり上昇しており、週末を控え利益確定を目的とした売りが出やすくなっています。
4月の米個人消費支出(PCE)物価指数で、変動が激しい食品とエネルギーを除くコア指数は前年同月比(4.9%上昇)と前月(5.2%上昇)から低下し、市場予想と一致しています。前月比でも(0.3%)上昇と市場予想と同じで、インフレがピークアウトしたとの見方を後押しする数値です。ロシアのウクライナ侵攻に伴うエネルギー価格高騰などが一服、2020年11月以来約1年半ぶりに減速しています。
同物価指数は米連邦準備理事会(FRB)が物価指標として重視しています。インフレ率の伸びが鈍れば、今秋以降の金融引き締めペースが鈍化するとみられています。長期金利は(2.72%)前後と前日終値(2.75%)を下回っています。
終値は6日続伸、前日比575ドル77セント(1.76%)高の3万3212ドル96セントで取引を終えています。
27日午前の東京株式市場で日経平均株価は反発し、前日比、前日比168円00銭(0.63%)高の2万6772円84銭で前場をおえています
前日の米株式相場の上昇の流れを受け、買いが優勢でしたが、朝方に節目の2万7000円に接近した後は、戻り待ちの売りに押されて次第に上げ幅を縮小しています。
前日の米株式市場では小売りの一角や、半導体関連の上昇が目立ちました。東京市場でも東エレクやアドテストなどが買い戻され、相場のけん引役になりました。業種別では海運株が大幅高となり、医薬品株は利益確定売りに押され、相場の重荷になりました。
週末とあって様子見ムードも広がりやすく、午後は膠着した相場展開となり、終値は4営業日ぶりに反発し、前日比176円84銭(0.66%)高の2万6781円68銭で取引を終えています。
26日の米株式市場でダウ工業株30種平均株価は5日続伸して始まりました。
前日午後に公表された米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨は市場の想定内の内容と受け止められ、無難に通過したことに伴う買いが続いています。小売企業が市場予想を上回る四半期決算を相次いで発表し、消費関連銘柄が上昇しました。
米連邦準備理事会(FRB)が発表した5月3~4日開催分の議事要旨では、委員らが「今後数回の会合で通常の2倍の0.5%の利上げが適切になる」との認識で一致しています。市場では金融引き締めに積極的な「タカ派」姿勢をより強めるとの警戒感が出ていただけに、想定の範囲内の内容だったのを受け、幅広い銘柄に見直し買いが入っています。
ダウ平均株価は取引終了にかけ強含み、上げ幅を600ドル超「3万2774ドル14セント」をつける場面もありました。5月に入ってからの相場下落で、月末にかけ年金基金の資産配分見直しに伴う買いが入るとの観測もあり、買いを後押ししています。
終値は、前日比516ドル91セント(1.61%)高の3万2637ドル19セントで取引を終えています。
ハイテク株比率が高いナスダック総合株価指数は続伸し、前日比305.909ポイント高の1万1740.650で終えています。
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