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今夜<18:30>より「BSテレ東」にて、「男はつらいよ」シリーズ第37作目として1986年12月20日より公開されました『男はつらいよ 幸福の青い鳥』が放送されます。
福岡県飯塚は、かって炭坑で賑わった町でしたが寂れ、「寅さん」がひいきにしていた旅役者の一座が活躍していた芝居小屋もすたれていました。
今は亡き座長に線香を手向けようと一座の花形だった座長の娘「大空小百合」こと「島崎美保」(志穂美悦子)を訪ねます。
やがて「美保」は「寅さん」を訪ねて上京しますが、「寅さん」は不在でひょんなことから同郷の九州出身の看板職人の「ジンマ」こと「島田健吾」と知り合います。
その後「寅さん」と再会した「美保」は柴又のラーメン屋「上海軒」(店主:桜井センリ)で働き「賢吾」との交際が続きます。
<志穂美悦子>演じる「美保」は、第8作として1971年12月29日公開の『男はつらいよ 寅次郎恋歌』では<岡本茉利>が扮していましたが、本作では成長した姿として登場しています。
次第に恋仲になっていく若い2人を演じた<長渕剛>と<志穂美悦子>は、共演後の1987年8月29日に結婚しています。
本日<21:00>より日本テレビ系「金曜ロードショー」にて、ディズニー&ピクサーの2019年7月12日より日本で公開されました大ヒット作『トイ・ストーリー4』(監督:ジョシュ・クーリー)が、初放送されます。人気キャラクター「バズ」の原点を描く新作映画『バズ・ライトイヤー』(監督:アンガス・マクレーン)が、7月1日に公開されることを記念し、前週の17日放送の『トイ・ストーリー3』(監督:リー・アンクリッチ)とともに、今回も本編ノーカット放送となります。
1995年にピクサー・アニメーション・スタジオの長編第1作にして、世界で初めての長編フルCGデジタルアニメーションとして誕生した『トイ・ストーリー』。以来、「ウッディ」や「バズ」をはじめとするおもちゃたちの大冒険を描き続け、世界中で大ヒットシリーズとなりました。第3作『トイ・ストーリー3』、第4作『トイ・ストーリー4』も、ともに日本でも興行収入100億円を超える大ヒットを記録しています。
2011年・第83回アカデミー賞長編アニメ映画賞・歌曲賞を受賞した『トイ・ストーリー3』は、映画史に残るディズニー&ピクサーの最高傑作です。17歳になったおもちゃの持ち主「アンディ」のもとから、「ウッディ」たちは手違いで保育園に寄付されてしまいます。ひとりで脱出した「ウッディ」は、仲間たちに危険が迫っていることを知り、救出に向かいます。たとえ助かったとしても、帰る場所はない彼らを待ち受ける{思いもよらぬ運命}とは。おもちゃたちが選ぶ本当の{幸せ}とは。「映画史に残る完璧なラスト」とも呼ばれるラストシーンが見どころでした。
今夜の『トイ・ストーリー4』は、「ウッディ」と仲間たちが、今まで見たことのなかった外の世界へ冒険の旅に出ます。新たな持ち主「ボニー」が作ったおもちゃの「フォーキー」が仲間に加わり『トイ・ストーリー2』(1999年・監督: ジョン・ラセター)で別の持ち主のもとへ渡った羊飼いの人形、「ボー・ピープ」も、強くたくましくなった姿で再登場。お互いに想い合うおもちゃたち、必死に仲間を守ろうとする「バズ」、そしておもちゃたちが下す意外な決断とは。「ウッディ」や「バズ」ら仲間たちの新たな旅立ちと冒険を描いています。
本日<13:00(~4:07)>より「NHK-BSプレミアム」にて、1963年イタリア・フランス合作製作の『原題:Il gattopardo』が、邦題『山猫』として1964年1月18日より短縮された英語版で日本初公開されました作品の「完全復元版」の放送があります。
イタリアの巨匠<ルキノ・ビスコンティ>の代表作で、第16回カンヌ国際映画祭で最高賞(グランプリ)に輝いた作品です。初公開された後、1981年にイタリア語のオリジナル完全版が公開されましたがプリントの状態は悪く、そのイタリア語完全版を、撮影監督の<ジュゼッペ・ロトゥンノ>監修のもと復元させたのが「イタリア語・完全復元版」で、2004年に公開されました。
その後2016年、<ルキノ・ビスコンティ>監督の生誕110周年、没後40年を記念した特集上映『ヴィスコンティと美しき男たち アラン・ドロンとヘルムート・バーガー』」では『山猫 4K修復版』として、「イタリア語・完全復元版」を初の4K映像で劇場公開。2019年には「4K修復版」が35ミリプリントとデジタルで同時上映されました。
統一戦争に揺れる1860年のイタリアは、近代国家統一の歴史的改革の時を迎えていました。山猫の紋章を持ちシチリア島を長年に渡って統治してきた名門サリーナ公爵(バート・ランカスター)家にも革命の波が押し寄せます。貴族社会の終焉を感じながらも優雅な暮らしを続ける公爵は一家を連れて避暑地へと向かいますが、革命軍の闘士となった公爵の甥「タンクレディ」(アラン・ドロン)が、新興ブルジョワジーの娘「アンジェリカ」(クラウディア・カルディナーレ)と恋に落ちてしまいます。
<池田エライザ>と<田口トモロヲ>がダブル主演を務めるテレビ大阪開局40周年記念SPドラマ『名建築で昼食を 大阪編』(全6話)がテレビ大阪( 24:00~24:30)、テレビ東京(26:35~27:05)で2022年8月17日より(水)より放送されます。
<甲斐みのり>の著書『歩いて、食べる 東京のおいしい名建築さんぽ』を原案とし、2020年8月より連続ドラマ、2021年1月にスペシャル版が放送されました『名建築で昼食を』の大阪版となります。
カフェ開業を夢見るOLの「春野藤」が、「乙女建築」巡りを趣味とする建築模型士「植草千明」とSNSで出会い、名建築の数々を巡るさまが描かれます。大阪を舞台にした今作では、ドラマのその後が全6話でつづられます。
<池田エライザ>が「春野藤」、<田口トモロヲ>が「植草千明」に扮し、<吉見拓真>と<横幕智裕>が引き続き監督と脚本を担当しています。
本日<13:00>より「NHK-BSプレミアム」にて、1966年アメリカ製作の『原題:Arabesque』が、邦題『アラベスク』として1966年8月19日より公開されました作品の放送があります。
<ゴードン・コットラー>の小説『暗号』を原作に、監督は『シャレード』の<スタンリー・ドーネン>が映画化しています。主演は<グレゴリー・ペック>、<ソフィア・ローレン>が務めています。
「デヴィド・ポロック」(グレゴリー・ペック)は古代アラビアの象形文字の専門家で、オックスフォード大学教授です。ある日、中東のある国の首相によって突然大学構内から連れ出されてしまいます。首相は「ポロック」に、石油王「ベシュラービ」(アラン・バデル)が翻訳を依頼してきたら、彼をスパイするようにと説得します。
その通り「ポロック」は「「ベシュラービ」の依頼を受け、象形文字解読にあたります。そこへ「ベシュラービ」の愛人「ヤスミン」(ソフィア・ローレン)が現れて、仕事が終わったら「ポロック」は殺されるであろうと警告するのでした。
「ポロック」は彼女の助けを借り「ベシュラービ」のもとから脱出します。しかしその脱出、また別の場面でも自分は罠にはめられたように思え、「ヤスミン」の素行を疑い始めます。最終的に2人は協力して陰謀の狙いが首相暗殺であることを突き止め、その暗殺計画阻止にとりかかります。
本日<13:00>より「NHK-BSプレミアム」にて、1983年12月10日より公開されました『里見八犬伝』が放送されます。
里見家の姫と八犬士の一人との恋をベースに、悪の妖怪軍団と戦う犬士達の姿を描いています。滝沢馬琴著『南総里見八犬伝』に新解釈を加えた<鎌田敏夫>原作『新・里見八犬伝』の映画化で脚本は『探偵物語』の<鎌田敏夫>と<深作欣二>の共同執筆、監督は<深作欣二>が務めています。
出演は、「静姫」に<薬師丸ひろ子>、<真田広之>、<千葉真一>、<寺田農>、<志穂美悦子>、<京本政樹>、<夏木マリ>、<目黒祐樹>、<松坂慶子>(声の出演)などが名を連ねています。
本日<13:00>より「NHK-BSプレミアム」にて、1992年アメリカ製作の『原題:Mad Dog and Glory』が、邦題『恋に落ちたら』として1993年5月29日より公開されました作品の放送があります。
「マッド・ドッグ」というあだ名を持つ刑事の「ウェイン・ドビー」はあだ名に似合わず気弱な男で、写真を撮ることが趣味でした。ひょんなことから「ドビー」はギャングのボス、「マイロ」の命を助け、彼に気に入られてしまいます。
「マイロ」は礼として、1週間限定で「グローリー」という女を「ドビー」のところに住まわせます。一緒に住んでいるうちに「グローリー」の不幸な境遇を知り、彼女を助けたいと「ドビー」は思うようになりますが、「返却」の期限は迫ってきていました。
監督は<ジョン・マクノートン>が務め、刑事の「ウェイン・ドビー」に<ロバート・デ・ニーロ>、「グローリー」に<ユマ・サーマン>、ギャングのボス「フランク・マイロ」に<ビル・マーレイ>などが扮しています。
<マクノートン>監督と<ビル・マーレイ>の出身地であるシカゴを舞台に撮られたブラックユーモア風味の作品です。
本日深夜<0:00>より「NHK-BSプレミアム」にて、1969年アメリカ製作の『原題:Easy Rider』が、邦題『イージー・ライダー』として1970年1月24日より公開され、また、2020年2月1日、公開50周年を記念してリバイバル上映されました作品の放送があります。
マリファナ密売で儲けた大金をタンクに隠し、真のアメリカを求めてオートバイで放浪の旅に出る「ワイアット」と「ビリー」の二人のヒッピーを描いたアメリカン・ニュー・シネマの代名詞的作品です。
元々は馬をバイクに乗り換えた現代の西部劇を目指して創られた作品ですが、そこで描き出されたのはドラッグ・カルチャー、余所者への強烈な排他性、そして名ばかりの〈自由〉という現代のアメリカの姿でした。
<ステッペンウルフ>による主題歌『ワイルドでいこう!(BORN TO BE WILD)』が、大流行しました。
監督は、<デニス・ホッパー>が務め、「ワイアット・ニックネームはキャプテン・アメリカ」に<ピーター・フォンダ>、「ビリー」に<デニス・ホッパー>、「ジョージ・ハンセン」に<ジャック・ニコルソン> 、「ヒッチハイカー」に<ルーク・アスキュー> 、「メアリー」に<トニー・バジル> ほかが出演しています。
本日深夜<2:15>より「カンテレ」にて、2000年アメリカ製作の『原題:Rules of Engagement』が、邦題『英雄の条件』として2000年8月12日より公開されました作品の放送があります。
究極状態で群衆に向け発砲命令を出した男と、罪を問われた彼の正義と信じる戦友の苦悩を描いています。中東イエメンでアメリカ大使館包囲事件が起こります。アメリカ政府の要請で大使館員救出に向かった海兵隊は、暴徒と化した民衆に向け〈銃撃〉を命令。結果、一般市民百数十人に死傷者を出してしまいます。
発砲命令を出した男は罪に問われ、やがて糾弾されます。発砲を命令した「テリー・L・チルダーズ大佐」(サミュエル・L・ジャクソン)は軍法会議にかけられます。そんな彼に対し、かつて命を救われた戦友「ヘイズ・ホッジス」(トミー・リー・ジョーンズ)が弁護を引き受ける、法廷サスペンス映画です。
監督は、<ウィリアム・フリードキン>が務めていますが、イエメン人のこわばった表情を誇張し、また、彼らの奇怪な容姿や様式、辛辣な言語、暴力への強い欲求を誇張したとの批判もあり、(本作品の鍵となる)〈真実〉が終盤で開明されるとき、本作品の人種差別的意図はより強調されていると評された作品です。どちら側の視点に立つのか問われる、問題作です。
本日<18:30>より「BSテレ東」にて。「男はつらいよ」シリーズ第36作目として1985年12月28日より公開されました『男はつらいよ 柴又より愛をこめて』の放送があります。
今回のマドンナはシリーズ第4作『新・男はつらいよ』に出演した<栗原小巻>が再登場しています。『二十四の瞳』のパロディが登場しています。
とらやに戻った「寅次郎」は、家でした夫婦げんかの末家出したタコ社長の娘「あけみ」(美保純)を連れ戻してほしいと頼まれ、テキヤ仲間の知らせにより下田にいるとわかり、単身下田へ向かいます。スナックで働く「あけみ」を見つけますが、帰りたくないという彼女に付き合い、式根島行きの船に乗り込むことになります。
船内で同窓会に帰る若者たちと知り合った「寅さん」は、島で出迎えた美人の「真知子先生」(栗原小巻)に一目惚れ。「あけみ」のことなどさっぱり忘れ、同窓会に紛れ込むのでした。「あけみ」は島で知り合った旅館の息子「茂」(田中隆三)にプロポーズされますが、人妻だと言い柴又へ帰ることを決意、いやがる「寅次郎」を連れて帰ることになります。そのとらやへ、「寅次郎」を訪ねて「真知子」が現れます。死んだ親友の娘「千秋」(磯崎亜紀子)の誕生日を祝う目的も兼ねていました。
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