『ピーターラビット』@日本テレビ系『金曜ロードショー』
Jun
24
世界中で愛される<ビアトリクス・ポター>の大ベストセラー絵本『ピーターラビット』を実写映画化した『ピーターラビット』はCGを駆使し、本当に生きている様な、リアルなモフモフなウサギたちが活躍します。
両親を亡くした「ピーター」(声:ジェームズ・コーデン)にとって自然と動物を愛する女性「ビア」(ローズ・ボーン)は唯一の心のよりどころでした。ところがある日大都会ロンドンから、潔癖症で動物嫌いの「トーマス・マグレガー」(ドーナル・グリーソン)が彼らの隣に越してきます。その日から「ピーター」の生活は一変。今までの幸せを守りたい「ピーター」と、あの手この手で動物たちを追い払おうとする「マグレガー」との争いはエスカレート。しかも、まさかの「マグレガー」と「ビア」の間が急接近。惹かれあっていく2人に「ピーター」の怒りは頂点に達します。
また、「ピーター」と「マグレガー」が畑で戦うシーンは圧巻です。<ウィル・グラック>監督いわく、<スティーブン・スピルバーグ>の映画『プライベート・ライアン』(1998年)を参考にしているとのことです。
本作の舞台となっているのは、2017年に世界遺産にも登録されたイギリス北西部・カンブリア郡に位置する「湖水地方」。ここは原作者の<ビアトリクス・ポター>氏が暮らしていた地でもあり、この美しい風景の中でモフモフのウサギ達が完全に溶け合っています。まるで本当にピーター達がそこにいると思える様なファンタジーあふれる映像につい引き込まれてしまいます。