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色とりどりの 「観賞用トウガラシ」 は鉢植えなどで良く見かけますが、この「観賞用トウガラシ」の品種【ブラックパール】の色合いには驚かされました。
2006年に行われた「アメリカンセレクションズ」(全米草花品種審査協会主催)で、金賞を受賞した品種です。
葉は育成初期は緑色ですが、高温と日照により黒紫色に変化してゆきます。
写真の実は、光沢のある黒色の実ですが、熟してゆきますと色が薄らいでゆき、きれいな赤色になります。
切り取った画面での写真ですが、一面に広がる黒紫色の葉と、その名の通りの<黒い真珠>が散りばめられた風情は、圧巻です。
「ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)」 は、すでに実が黒紫色に色づていますが、【マルミノヤマゴボウ(丸実山牛蒡)】は、今が開花時期のようです。 ヤマゴボウ科ヤマゴボウ属の多年草です。
白色の花と便宜上表記していますが、花弁のように見えるのは正確には<蕚>で、花径は7~8ミリと小さく、<蕚>は5枚ですが、雄しべは8本、雌しべは8心皮で、開花後に<蕚>は残って赤紅色に代わります。
同じ属の「ヤマゴボウ」に似ていますが、【マルミノヤマゴボウ】の「葉」は先端が尖り、心皮は離生せず、果実は分果しません。
「ヤマゴボウ」は、雄しべの<葯>が淡紅色で、心皮は8個に離生し、果実は分果します。
「ヨウシュヤマゴボウ」の花序は横向きになりますが、この【マルミノヤマゴボウ】は、直立して花を咲かる特徴があり、山地などに自生する日本在来種です。
北アメリカ原産、根茎の形がゴボウに似ていますので【ヨウシュヤマゴボウ】と名が付いていますが、黒紫色の実を見ていますと「ヨウシュヤマブドウ」の方が適切ではないかなと感じます。
夏に咲いていた 白色の小さな花 が、茎と共にきれいに熟す季節になりました。
根茎や葉に比べますと含有量は少ないのですが、実はやはり有毒で食べれません。
呑んべいとしては、「洋種山牛蒡」というよりは、この黒紫色の実を使用して「洋酒山牛蒡」と行きたいところですが、酔う前に毒でつぶれそうで手が出ません。
「クサギの実」 とか 「エゴノキの実」 のように、普段通らない散歩道に果実を見つけますと花の写真のことは諦めがつき、次年度の楽しみとして残せます。
今回の【トベラ(扉)】は、何回か植え込みの前を通った記憶があるのですが、時期がずれていたのでしょうか、花の開花に気付かないうちに果実が出来ていました。
トベラ科トベラ属の常緑低木で、雌雄異株です。
5月頃に芳香のある白い5弁の花を咲かせます。果実は熟すと3裂に割れ、赤い粘り気のある種子を多数露出し、これが餌として食べに来た鳥などのくちばしに粘着して種子が運ばれます。
枝葉は切ると悪臭があるため、節分の際にイワシと共に魔除けとして戸口に掲げられたため、「扉の木」が転化して【トベラ(扉)】となりました。
3裂した赤い「果肉」の状況、また写せる機会があれば載せたいと思います。
【エゴノキ】は、エゴノキ科エゴノキ属の落葉低木です。
5~6月頃、短い側枝の先に1~4個の白い花を咲かせます。
<蕚>はコップ状、花冠は5裂し星状毛が密生しています。雄しべは10本あり、中止にある花柱が、雄しべよりも飛び出した形状を持ちます。
実がとてもえぐい味がするので、【エゴノキ】と名が付いていますが、別名「チシャノキ」とも呼ばれ、実の形を動物の乳に見立てて<乳成り(チナリ)ノキ>が転化したと考えられています。
この実の果皮には有毒な<エゴサポニン>が含まれ、種子にもありますが、晩秋ともなると含有量が減少して、「ヒヨドリ」・「カケス」などの絶好の餌場となります。
特に「ヤマガラ」はこの実を好み、冬場の餌として土の中に種子を貯蔵する、面白い生態を見せてくれます。
観察している【オシロイバナ】たちも、もうそろそろ終わりのようで、蕾の数も少なくなりかけています。
なんとか一画面を構成できる数を、採集してきました。
やはり真夏の暑い時期の開花の方が、はっきりとした色合いの絞り模様がでるようです。
同じ絞り模様でないかの判定も、見比べる数が多くなり、時間のかかる作業になってきました。
( 絞り模様も、合計127種になりました )
バラの実は<ローズヒップ>と呼ばれ、ハーブのひとつとして珍重されているようです。
以前にも棘のある実として <ローズヒップ> を取り上げていますが、今回は直径4~5センチの大きな棘のある<ローズヒップ>で、まるで「ハリセンボン」を連想させる果実の形状です。
古くに中国から日本に伝わった百弁もの花弁を持つ「イザヨイバラ(十六夜バラ)」の原型とされるのが、この【ヒメサンショウバラ】です。
一重咲きの本種が中国で発見され、「イザヨイバラ」品種として扱われるようになりました。
バラの世界は詳しくはありませんが、経験的に<ローズヒップ>に棘があるバラは、原種に近い品種だと考えています。
10月に見かける花として驚きました <カンナ> ですが、 今日も「斑入りの黄色いカンナ」を見かけました。
だんだんと陽が落ちる時間が早くなりますが、電柱の電灯で輝く黄色の花弁ががきれいでした。
前回は、花弁の中心部だけの斑入り模様でしたが、今回は花弁全体に淡い紅色の斑紋が散らばっています。
明るい太陽の下で見れば、もっと輝いて存在感があると思いますが、夕闇の中でも十分に気品を漂わせていました。
前回 「葉」だけの【ヒポシルタ】 を紹介しましたが、運良く赤橙色をした金魚の形が咲き始めているのを、見かけました。
本来は春咲きかなとの記憶があるのですが、最近は品種改良や温暖化等の気候の影響で、正常な開花時期が分からなくなってしまいました。
<蕚>から飛び出した花弁、お腹のふくれた金魚とそっくりで、和名の「金魚の木」に納得せざるを得ません。
花の色が白色なら、ひょっとしたら「河豚の木」と名が付いていたのかもしれません。
10月も下旬になり、樹木にも果実が実る頃になりました。
この【クサギ(臭木)】は、葉に特異な匂いがあることから名づけられていますが、日本をはじめ朝鮮・中国に分布しています。
シソ(クマツヅラ)科クサギ属の落葉小高木で、花は8月頃に白い5弁花を咲かせます。
花弁は<蕚>から長く突き出しその先で開き、雄しべ・雌しべともさらに花弁より飛び出した形です。 ( 花姿は先にアップされている、ブログル仲間の<紫>さんの写真をご覧ください )
昼間は、アゲハチョウ類が訪れ、夜間にはスズメガ類の訪問を受ける花です。
<蕚>は始めは緑色をしていますが、次第に赤くなり、甘い香りを持ちます。
果実は直径1センチもありませんが、紺色の液果で赤色の<蕚>が残り、開いて反り返りますので良く目立ちます。
名前は嫌われる感じですが、若葉は茹でると食べれる山菜として、また果実は草木染めに使うと媒染剤を持ちいなくても絹糸などを染めることができる優れモノです。
お隣では、オンブバッタさんが、日向ぼっこのご様子でした。
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