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名前の通り、【フランネルフラワー】の細かい毛が密生する花の手触りは、まさしく軽やかな毛織物のフランネルの感触に似ています。
セリ科アクチノータス属の常緑多年草で、原産地のオーストラリアを中心に15種ほどあります。
現在の日本で流通しているのは、<ヘリアンティ種>のみで、花弁の鼻先に淡緑色の色がある白い花を咲かせます。
灰緑色の葉も、趣きがある色合いで、楽しませてくれます。
原種は草丈が70センチ程度になり、鉢植えにはむかずに切り花として使われていたようですが、最近は草丈のあまり高くならない矮性の改良品種「フェラリーホワイト」が出回り、街中でもよく見かけるようになりました。
もう<ツツジ>の季節も終わりでしょうか、花が散り出してきています。
なんとかもうひと組み、 <ツツジ>(2) に続いて絞り模様の白色の花を集めることができました。
今回は、少し似た右上の位置に絞り模様が出ているようですが、その場所が細胞分裂がしやすいのかもしれません。
どの時点で、遺伝子情報の<トランスポゾン>がはずれるのか、はずれやすいのか、興味があるところですが、素人の世界では追求できない分野のようです。
ツリフネソウ科ツリフネソウ属の植物で、原産地はアフリカのタンザニア~モザンビークにかけて海抜1800メートル以上の高山地帯にかけて分布しています。
別名、原産地により「アフリカホウセンンカ」と呼ばれています。
ラテン後の「impatient=我慢できない」が語源ですが、種子が熟しますと勢いよくはじき飛ぶ姿から名づけられました。
パステルカラーの淡い色合いの花を咲かせ、花の開花時期が長いので好まれている品種です。
葉の色合いも独特で色濃く、よく枝分かれして茂り、枝先に次々と咲かせるパステルカラーの花弁との対比が楽しめます。
舗道の植え込みに、【モモイロヒルザキツキミソウ】が密集して咲いていました。
アカバナ科マツヨイグサ属の花で、大正時代に渡来、北アメリカ原産の帰化植物です。
当初は観賞用でしたが、強い生命力で野生化しているようです。
「ヒルザキツキミソウ」は白色の花弁で、しぼむと桃色になりますが、咲いているときから桃色をしているのが、この花です。
また、「ツキミソウ」は昼間しぼむのに対して、昼間に咲いているのが「ヒルザキツキミソウ」で、色と開花時間からこの長い名称が付けられています。
花径は2センチ程度で花弁の基部は黄色く、雄しべは8本、雌しべの先端は4つに分かれています。
蕾のときには垂れた形ですが、開花前になりますと、花の後ろに見えていますように蕾を立ち上げる、面白い形態を見せてくれます。
四季咲き性の【ゼラニューム】ですので、日当たりが良ければ冬場でも花を咲かせています。
原産地は南アフリカ、フウロウソウ科テンジクアオイ属の常緑多年草です。
ヨーロッパでは一般的な花として親しまれ、「右手にパンを持ったら、左手にはゼラニューム」という諺があるようで、ゼラニュームは心の糧、もしくは愛する人への愛情を表しています。
和名では、「テンジクアオイ(天竺葵)」と呼ばれ、江戸時代にオランダから渡来しました。
イスラム教では、預言者マホメットの得を讃えるために、アラーの神が創造したと言われている花です。
イギリスの19世紀、ビクトリア朝時代に庭園の主役として人気があり、大論から小輪、極小輪、バラに似た八重咲きと花姿も多様で、葉自体も丸く個性的ですが、斑入りや模様が入る楽しみがあります。
<アベニーダ>、桃色の地に鮮やかな赤色の斑模様が入り、目を楽しませてくれる品種だと思います。
よく見かける 【タツナミソウ(立浪草)】 は「淡紫~青色」ですが、路傍に咲く「白色」の【タツナミソウ】を見つけました。
シソ科特有の口唇形をした花が、逆立つ白波の波頭のように見えますが、「紫色」と「白色」とでは、随分とイメージが違うようです。
草丈も低く、気にされない場所での開花ですが、日の当たる方向に向かって咲いている姿は、かわいい花だと思います。
赤紅色の 「ボロニア:オージースター」 を紹介しましたが、赤紅色とは対照的な白色の清楚な【ボロニア:ホワイトドレス】を見つけました。
花径1センチばかりですが、咲き誇る姿は、見ていて飽きません。
ミカン科ボロニア属の植物ですが、ミカン科らしく、葉をさわりますと、ミカンの香りが漂います。
開花する前の、丸いつぼみも、かわいらしい花です。
日本原産の耐寒性落葉低木種の「ウツギ」は、ユキノシタ科ウツギ属の植物です。
伸びた茎の先に白い清楚な花を穂状に咲かせます。
花径も数ミリと小さいので、本来の「ウツギ」に対して、【ヒメウツギ(姫空木)】と言われる所以です。
低木ですので、樹高は高くても1メートル程度にしかなりません。
雄しべは10本あり、花糸には角状の翼を持つ特徴がみれます。
茎が中空のために「空木(ウツギ)」と呼ばれ、「卯の花」は、「ウ(=ウツギ)の花」の略称名ですあり、また旧暦の卯月(4月)に咲き出しますから、「卯の花」とも呼ばれているようです。
鉢植えで咲いておりましたが、こんもりとした株姿で、白い小さな花が一杯でした。
原産地のチリに約10種程度が分布する、ナス科シザンサス属の植物です。
葉は羽根状に細かく裂けて、ニンジンの葉を思わせる形をしています。
花径は3センチ前後で花弁は縁からいくつかに裂け、たくさんの花が咲き誇る姿は、蝶が群れているようで、別名「コチョウソウ(胡蝶草)」と呼ばれています。
花序は円錐形で総状に花を付けていき、花の色も赤・紫・白・藤色等多彩で、花の中心に黄色や茶色の虎斑模様や斑点がはいる品種が多く、色合い豊かな表情の花だと思います。
属名のシザンサスは、ギリシャ語の「スキゾ=裂ける」と「アンサス=花」からなり、花弁の縁がさけることに因んでいます。
英名も「バタフライ・フラワー」で、納得でき覚えやすい名称です。
以前にも 「オダマキ(苧環)」 を一度取り上げていますが、「西洋オダマキ」の八重咲の品種【ビジューサフィール】を見かけました。
日本での「西洋オダマキ」といえば、ヨーロッパ原産の<アクイレギア・ブルガリス>と北米産の大輪の花を咲かせる数種との交配種を指しています。
キンポウゲ科オダマキ属の仲間は、もともと交配が作りやすい性質を持ち、きわめて多彩な色と花形を生み出しており、見分けがつきません。
この八重咲の品種は、「オダマキ」の特徴とも言える後ろ向きに伸びる角状の<距(きょ)>と呼ばれる部位がない品種です。
フランス語で「ビジュー」は宝石、「サフィール」はサファイヤとのことで、まさに指輪の飾りともいえる雰囲気があり、言い得て妙な名称です。
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