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輝く日差しの中で、極めて存在感がある色合いの花<ペチュニア>の品種【ピンストライプ】です。
「ペチュニア」 自体は、南アメリカ原産のナス科ペチュニア属の花ですが、この花色は明らかに園芸品種の育成です。
人間側のあくなき探究心で育成された黒系の園芸品種としては、 「チョコレートコスモス」 や 「ダリア:黒蝶」 がありますが、それに続く品種ではないでしょうか。
印象の強い色合いの花ですので、好き好みは別れるかなと思いながら、眺めておりました。
細長い葉が並んでいる【エバーフレッシュ】は、マメ科コヨバ属の植物で、原産地はマレー・スマトラ・南アフリカ・アマゾンと広範囲に渡ります。
ネムノキ(マメ科ネムノキ属)の仲間で、夜になるとまるで眠っているように葉を閉じてしまいます。
日中でも水分が不足気味ですと、葉からの蒸発を避けるために葉を閉じる防御機能が働きます。
ネムノキと同様に黄色い花を咲かせ、赤いサヤに黒い実を実らせるところから、和名では「アカサヤネムノキ」とよばれる所以です。
昔は「エアーフレッシュ」だと勘違いしており、葉先の数も多いですので、空気を浄化させる機能がある植物だとばかりに、勘違いして覚えておりました。
色とりどりのお花と並び、最近は観葉植物もよく見かけるようになりました。
本来は4~センチぐらいの大きさだと思いますが、上手に育てられているのか、掌大に大きく育った【パーセノシッサス・シューガーパイン】を見かけました。
ブドウ科パッルテノキッスス属の常緑多年草で、園芸品種として改良されていますので、原産地はありません。
日本に自生する「ナツヅタ」の仲間で、円形に広がる5枚の複葉葉が、手のひらを広げた感じです。
「シュガーパイン」、言葉通り「葉」の裏側に、白くて甘い樹液を付けています。
我が家の裏庭にいつのまにか根付いた【トキワツユクサ(常盤露草)】が、咲き出しています。
ツユクサ科ムラサキツユクサ属の多年草で、原産地は南アメリカです。
昭和初期に日本に観賞用として持ち込まれましたが、帰化植物として根強く野生化して繁殖しており、葉が常緑ですので、「常盤」の名が付けられています。
別名「ノハカタカラクサ(野博多唐草)」と呼ばれています。
青紫色の 「ムラサキツユクサ」 は、夏に開花しますが、この【トキワツユクサ】は、春先から初夏にかけて咲き出し、蕾をたくさんつける「ムラキツユクサ」は<一日花>ですが、こちらは一日でしぼむことはありません。
花径1センチばかりの小さな3枚花弁ですが、手入れもしないで咲いて楽しませてくれるのは、ありがたいことです。
映画ファンとして、『昼顔』と聞けば、カトリーヌ・ドヌーブが主演した娼婦<セヴリーヌ>役を思い出してしまいます。
夫が勤めに出ているお昼間だけ、娼婦として輝く役どころを暗に指している題名で、よく考えたものだと感心します。
ヒルガオ科ヒルガオ属の植物で、「アサガオ」と同様に、朝方に開花します。
昼になってもしぼむことなく、夕方まで咲いていますので、【ヒルガオ】と呼ばれる由縁です。
つる性の多年草で、花の落ちた「ツツジ」の舗道の植え込みの中で、咲いていました。
淡い桃色の花は、5~6センチあり、「アサガオ」と同様に漏斗状の形態をしています。
<苞葉>が<蕚>を包み込むように咲いていますので、帰化植物の「セイヨウヒルガオ」との区別は容易です。
「ツツジ」の株の間に根をおろしているようで、野草として 「桃色昼咲き月見草」 のように、掃除のおばちゃんに 「刈り込み」 されずによかったなと、安心して見ておりました。
一目見て、何の花だろうと考え込んでしまいました。
後ろに見える薄紫色の花弁(正確には「蕚」で、花弁のように変化しています)を見て、<クレマチス>だと分かりました。
キンポウゲ科クレマチス属の花で、原産地は日本・中国・南ヨーロッパ・西南アジアと多岐にわたり、原種だけでも300種以上、交配種としては2000種以上が登録されています。
一般的な一重咲きに始まり、八重咲き、万重咲き、チューリップ咲き、釣鐘型と形態も多く、それだけ園芸品種として愛されているのだと思います。
時間が経ちますと、後ろにある花弁(=蕚)は落ちるようで、隣に咲いている花はこの糸状の部分だけが残っていおり、面白い形を見せてくれていました。
休憩のために入った某喫茶店のテーブルに、花丈の低い鉢植えが置かれていました。
上部花弁だけに赤色の斑入り模様がある、矮性の品種で、花が咲き誇っています。
蕾や雄しべの形状から「ユリかなぁ」と考えながら眺めていましたら、ママさんから「かわいいユリでしょう」と声をかけられ、「【愛子さま】という品種なんですよ」と、教えていただきました。
「カサブランカ」のように大きな花弁ではなく、「ツツジ」程度の大きさで、上品な桃色の花弁です。
敬宮愛子内親王にあやかり、「シンビジューム」に<愛子さま>があり、「バラ」には<プリンセスアイコ>がありますので、「ユリ」にあってもおかしくはありません。
ちなみに、愛子内親王の愛犬の名前が「ゆり」だからというのは、考えすぎかな。
ウラボシ科ビカクシダ属の常緑多年性シダで、インドネシア・オーストラリアが原産地です。
「ビカクシダ」は主に写真のように、コウモリの羽に似た形状の【コウモリラン】(ビフルカシム)と、花が長く切れ込みの多い「ウィリンキー」(ナガバナビカクシダ)に分かれます。
(ビカクシダ)は和名で、漢字表記では、トナカイ(麋)の角に似ていますので「麋角羊歯」との表記になります。
青々とした葉の付け根に、枯れたような茶色い葉が見えていますが、これが<外套葉>と呼ばれるもので、はじめは青い葉ですが、次第に茶色く枯れてしまいますが、そのまま残っています。
根は<外套葉>の下から伸びています。
<外套葉>は別名<貯水葉>とも呼ばれ、内部に水分を貯める仕組みがある、面白い形態を持つ植物です。
パンジーの花とと混じって、【ラグラス】の花が植えられていました。
原産地は地中海沿岸、イネ科ラグラス属の耐寒性一年草で、ラグラス属は、この【ラグラス】一種しかありません。
茎の先端に、小穂を密に付けた長さ3~5センチ程度の長卵状の<円錐花序>を咲かせます。
穂のフサフサした形状が特徴的で、学名の「ラグラス」は「野ウサギの尾」という意味があり、英名では「バニーテール」、和名では「ウサギの尾」と呼ばれています。
ドライフラワーや生け花にもよく使われる素材で、園芸種としても鉢植えなどで楽しまれているのを見かけます。
写真の草丈は20~30センチ程度の矮性品種ですが、50センチ以上にもなる<オバタス>という品種も出回っています。
野草の「エノコログサ」(猫ジャラシ)もイネ科でよく似た形状をしており、 「キャットテイル」 や 「トラノオ」といった形状から連想できる植物名は覚えやすくて助かります。
一目見たときには、 「ブラシノキ」 (フトモモ科ブラシノキ属)の色違い品種かと思いましたが、よく見ると穂の形状が違います。
原産地はオーストラリア東部で、ヤマモモガ科バンクシア属の植物です。
オーストラリア特有の植物で約80種ほどが分布しており、現地では誰もが知る植物のひとつです。
属名の「バンクシア」は、キャプテンクックに同行した18世紀の植物学者ジョセフ・バンクスに因んで名づけられました。
筒のような形状の部分は、数百から数千に及ぶ花の集合体で、普段は「ブラシノキ」と同様、種子はこのままの状態ですが、山火事により温度が高温になった時に種子を弾き飛ばす生態を持ちます。
かわいがられている持ち主から、種子を採集する<裏技>を教えていただきました。
なんと「オーブン」で穂を焼いて、火事場の状況と勘違いさせるそうです。
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