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今日は自らは渡航していませんがヨーロッパに日本のことを<ジパング>の名で紹介し、『黄金の国』伝説をもたらした<マルコ・ポーロ>(1254年9月15日~1324年1月9日)が亡くなった日です。
ヴェネツィア共和国の商人であり、捕虜として捕えられていた獄中で24年間の冒険旅行を口述した『東方見聞録』はつとに有名で、またスパゲッティを広めたと言われています。
その『黄金伝説』を彷彿させる黄金色の花弁を持つ【マルコ・ポーロ】は、フランスの<メイアン社>が1993年に作出しています。
あざやかな黄色で花径10センチ程度で花弁数は28枚、半剣弁高芯咲きで、スパイシーナ香りの芳香性を持ち、樹高は1.5メートルの木立地直立性の品種です。
柄のある花が花茎に均等に咲く総状花序がきれいな【ストック】が、 「カワラナデシコ」 と並んで咲いているのが目にとまりました。
アブラナ科アラセイヨウ属の一年草で原産地は南ヨーロッパ(地中海沿岸)です。
アブラナ科ですので、「ブロッコリー」や「カリフラワー」と同じで、食べることができます。
開花時期は10月~3月、花色は、白色・桃色。赤色・黄色等があり、切り花としての需要が多い人気品種です。
ポルトガル語で羅紗に似た地の厚い毛織物を「ラセイタ」といい、その語が転訛して和名では「アラセイトウ(紫羅蘭花)」と難しい漢字が充てられています。
花の少ないこの時期に、とても華やかな<バラ>の【絵日傘】が頑張って咲いています。
「絵日傘」とは絵模様の描かれた日傘のことですが、様々な絵が描かれた日傘をくるくると回すかのように、咲き始めは「黄色」ですが、咲き進むにつれて「橙色」から「赤色」、終わりには「桃色」とめまぐるしく花弁の色が変化していきます。
1962(昭和37)年に「京阪園芸」の<岡本勘治郎>により、「Masquerade」と「Lydia」を交配させて作出され、その当時の名称は「ひらかたルンバ」でしたが、長く販売されることなく、1974(昭和49)年に【絵日傘】として販売されています。
交配親としても優れており、【絵日傘】×「実生」で「高雄」、 「ゴールド・バニー」 ×【絵日傘】で「トロピカルシャーベット」などが作出されています。
年明け一番のご担当の先生は、<柳田純美甫>先生でした。
お正月飾りということで、花材は「松」のみ1種類で、水引で束ねられています。
藍模様の花器とともに、清らかな水面が美しく、みずみずしい「松」の姿が、気品を漂わせていました。
タイトルの文字数が限られていますので品種名が最後まで記述できませんでしたが、正確には【エンザン スプリング インザムード】です。
山梨県甲州市の「向山蘭園」が1994年1月6日に品種登録を受け、登録番号は第6077号です。
「シルバンスター トキメキ」と「ラッキー レインボー サントラピーヌ」を交配させて得られた実生の開花株のなかから選抜された品種であり、1990年1月1日に登録申請してから4年間に渡り特性の調査が継続され、安定が確認され登録されています。
花はセパル及びペタルが淡い紫桃色の単色で、リップが正三角形で淡い紫桃色も地に紫赤色のぼかし及び斑点が楔状に入り、咲き方は抱え咲きです。
<キルタンサス>には、咲く時期により夏型と冬型があり、この時期咲いているのは冬型の【マッケーニー】という品種です。
ヒガンバナ科キルタンサス属の球根植物で、原産地は南アフリカです。
地際から細長い葉を出し草丈30センチ程度、その葉の間から花茎を伸ばし、その先端に数輪の筒状の花を咲かせます。
学名の「Cyrtanthus(キルタンサス)」は、ギリシア語の「キルト(曲がる)」と「アントス(花)」から成り立ち、花の筒状部が緩やかに湾曲している姿に由来しています。
横文字の読み方の違いで「キリタンツス」とも呼ばれ、花色はこの桃色をはじめ、赤色・橙色・黄色・白色が流通しています。
本来の開花時期は5月~8月頃だとおもいますが、【ムシトリナデシコ(虫取撫子)】が咲いていました。
ナデシコ科マンテマ(シレネ)属の越年草、原産地はヨーロッパですが、世界の温暖地域に広く分布しています。
草丈30~60センチ、茎上部の葉の下に粘液を分泌する部分があり、ここに虫が付着するのが和名の由来で、食虫植物ではありません。
別名として、「ハエトリナデシコ(蠅取撫子)」や「コマチソウ(小町草)」、「ムシトリバナ(虫取花)」と呼ばれています。
茎先に赤紅色の花径10ミリほどの5弁花を多数咲かせ、雄しべは10本、雌しべは1本で柱頭が三つに分かれ、蕚は花弁と同じ赤紅色で長さ約15ミリほどの筒状をしています。
安寧な一年でありますように<バラ>の 「ピース」 で幕を開けた<ファルコンン植物記>でしたが、二日目は<シンビジューム>の 「福だるま」 で開運を願いました。
お正月三が日目は、その名も<サクラ>の【ショウガツザクラ(正月桜)】です。
「ソメイヨシノ」のように一斉に花が咲かないため、全体的にチラホラと咲いていますが、樹高も5メートル程度とあまり大きくなりません。
「エドヒガンザクラ」と「マメザクラ」の自然交配種である「コヒガンザクラ(小彼岸桜)」の園芸品種に当たり、10月から4月にかけて開花します。花は白色~淡い紅色の八重咲きで寒さが厳しくなると花はなくなりますが、3月頃から再び花を咲かせます。
昨日は安寧な一年を願って<バラ>の 「ピース」 を選びましたが、三が日の二日目ということで、<シンビジューム>の縁起の良い名称の【福だるま(ラッキーグロリア)】です。
赤系の花弁でふっくらとした感じがだるまさんを連想せせるようで、1990(平成2)年の徳島県美馬市の<河野メリクロン>が作出、2002(平成14)年11月14日に第10842号の品種登録を受けています。
作出してから、株として安定するまでに12年間を要しているのに、品種改良の苦労が忍ばれる作品です。
【福だるま】は、「ラッキーレインボー」と「レッドグロリア」を交配させ、セバル・ペタルが赤桃色の地に紫赤色のぼかしや条線が入り、リップは円形で赤桃色の地に濃い紅色の楔が入ります。
今年最初の<ファルコン植物記>は、安寧な一年を願って「世界ばら会連合世界会議」で殿堂入りした最初の<バラ>【ピース】です。
世界的な名花として、ドイルでは「グロリア・ディ」、フランスでは「マダム・アントワーヌ・メイアン」、イタリアでは「ジョイア」と呼ばれ親しまれています。
本来は黄色い花弁に桃色の覆輪が入りますが、気温や日照条件などによって濃淡が変化します。
1945年に発表された<バラ>で、作出は<フランシス・メイアン>ですが、母に捧げたことにより彼の母親の名が冠されました。
第二次世界大戦の戦火により作出国のフランスでは苗がなくなり、アメリカに保存されていた苗を、<コーナンドパイル社>により平和の尊さ、平和への願いを込めて【ピース】と命名されて販売されました。
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