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本来は高木になるヒノキ科ヒノキ属の【フィリフェラオーレア】ですが、葉の美しさから刈り込まれてグランドカバーとして利用される人気品種です。
日本原産の「サワラ」の園芸品種で、年間を通じて黄金色の枝の針葉が特徴的で、暖地では冬に褐色を帯び、ひときわ発色が冴えます。
針葉は青々としていますが寒くなると黄金色に変色しますので、色合いから別名「オウゴンヒヨクヒバ(黄金比翼檜葉)」との名称でも呼ばれています。
月末に報告している【ノキシノブ(軒忍)】の成長観察記録も、1月はまったく新芽が出ずに12月のままでしたので、葉の裏にある <胞子嚢> の写真をアップさせていただきました。
この2月を迎え、回数も(24)となり、成長観察記録も丸2年間の節目になりました。
2月中旬に古い葉が一枚枯れて新しい芽も顔を出すことなく、少し落ち込んでおりましたが、ここ二三日で急に新芽が誕生、数えてみますと5か所からかわいい芽が出ています。
この芽が順調に成長してくれれば、3月の報告は嬉しい状態になりそうが、途中で成長が止まるときもありますので、無事に大きくなれよと水やりに心が弾みます。
茎や葉を薬や染料に利用できるハーブのひとつで、茎には薬臭い香りと強烈な苦みを持つ【フィーバーヒュ】です。
キク科タナセツム(ヨモギギク)属の越年草もしくは多年草で、西アジア・バルカン半島を原産地として、日本には明治時代に渡来、和名としては「ナツシロギク(夏白菊)」です。
当時の学名が「マトリカリア」でしたので、園芸業界ではまだ古い名称で流通しているようで、本来の「マトリカリア属」は、「ジャーマン・カモミール」などが有名です。
16~17世紀のヨーロッパでは薬草として栽培されていましたが、今では花を楽しむ草花として普及しています。
【フィーバーヒュ】という名称は解熱効果に優れているところから、「熱を下げる」という意味の「フィブリフュ-ガ」が訛ったと言われています。
どこから種子が飛んできたのか、路傍の片隅から【ミチタネツケバナ(道種漬花)】が白い小さな花を咲かせていました。
アブラナ科タネツケバナ属の越年草、もしくは一年草です。
原産地はヨーロッパ・東アジアですが、いまでは帰化植物の野草として扱われています。
「タネツケバナ」は水田などの水辺に生えていますが、本種はやや小型で草丈は低く、果実時にも根生葉が残っており、茎にはあまり葉が付きません。
花弁は4枚で長さ2~3ミリと小さく雄しべは4本、葯は黄色、萼片は4枚で花弁よりも短く、棒状の果実に挟まれるように花を咲かせます。
以前にも 【フーストニア】 を紹介していますが、そのときは散水のあとだったのか、花弁に水滴が付いていましたので、今回改めてきれいな姿を再掲です。
葉は小さな長卵形、株は匍匐性があり横に広がるように成長し、草丈10センチばかりの株を覆うようにたくさんの花を咲かせます。
花径は10ミリ前後、花冠は4つに裂けていますが基部はつながり、細長い花筒が下に続いています。
花色は淡い青色から白色、黄色もあるようですがまだ目にしたことはありません。
線状の細長い葉が美しい【フィッシニア】の原産地は南アフリカで、カヤツリグサ科フィッシニア属の常緑多年草です。
耐寒性が強く丈夫で薬剤などの散布を必要としないなど環境問題の観点からも注目を集めるガーデンプランツのひとつで、イネ科やカヤツリグサ科の植物を「オーナメントグラス」と呼び、グランドカバーや寄せ植えとして利用されています。
深緑色の細い葉が白い毛の被膜に覆われ、園芸業界では「クリスタルグラス」と呼ばれているように美しい姿を楽しむことができます。
花茎を長く伸ばした先端に、3月~5月頃に花を咲かせますが、小さくてあまり目立ちません。
マメ科ハーデンベルギア属のつる性常緑樹として、オーストラリア東部・タスマニアに3種ほどが分布している「ハーデンベルギア」ですが、日本で栽培されているのは、「ハーデンベルギア・ヴィオラケア」の一種のみで、<ハーデンベルギア>と園芸業界でいえば、この種を指します。
つるを他のモノに絡ませながら伸びていき、長さ2~3メートルに成長、葉は皮質で厚く濃い緑色、細長い二等辺三角形のような形です。
マメ科の植物はいくつかの小葉に分かれた<複葉>が多いのですが、この<ハーデンベルギア>は小葉に分かれない1枚の<単葉>から、和名として「ヒトツバマメ(一つ葉豆)」と呼ばれています。
また葉の付け根から花茎を出し、数十輪の小さな花を穂状に咲かせ、その姿が「フジ(藤)」に似ていますので「コマチフジ(小町藤)」の別名を持ちます。
基本の花色は「ヴィオラケア=すみれ色」の紫色ですが、白色や桃色もあります。
北アメリカのロッキー山脈北西部からカリフォルニアにかけての山地の岩場などに、16種ばかりが分布している、スベリヒユ科レウイシア属の多年草です。
園芸店では鉢植えなどで流通していますが、本来は山野草(高山植物)ですので、暖地での栽培は難しい植物です。
へら状の葉は、堅く肉厚ですので多肉植物的な姿をしており、葉の付け根に花芽を出します。
草丈は10~15センチと低く、花径は2~3センチ、生息場所の岩場と花姿から、和名としての別名は「イワハナビ(岩花火)」です。
花被片が白く副花冠が黄色い 「ニホンスイセン(日本水仙)」 は、1本の茎にいくつもの花を咲かせる房咲きですが、本種はシクラミネウス系でひとつの茎に普通一つの花を咲かせ、「ナルシサス・ミノール・プミルス」という原種の園芸品種です。
品種名の「ティタティタ(Tete a tete)」は,「tete(テート)」がフランス古語で「頭」という意味があり、群生して頭を寄せ合うように咲かせるさまを表し、さも内緒話をしている姿にたとえられています。
草丈は15~20センチと低く、地際から生える葉はやや幅広い線形で、花径は2~3センチ程度、花被片も副花冠も同色の黄色をしており、 分類上の花記号 は[6Y-Y]です。
以前に紹介した 「八重寒紅」 と同じで、<梅>本来の原種に近い<野梅系>です。
枝が細くてトゲ状の小枝が多く、葉の芽が出るに先立って花を咲かせます。
紅い一重咲きで、香りが強く、蕊は端正で花径が35ミリ前後と大きい特徴がありますのでよく目立つことから、品種名の【道知辺(ミチシルベ)】になったのかなと勝手に想像していますが、確かなことはわかりません。
花だけを楽しむ<花梅>で、本種から実を収穫することはできませんが、花粉の時期が合えば<実梅>の受粉樹として利用できます。
1月下旬から3月上旬頃までが開花時期にあたり、暖かい地域ほど開花が長くなるようです。
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