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「七夕飾り」 の時には、ショーケースの空間を目一杯使う大胆な飾り方に感動してしまいました。
本日は「中秋の名月」の十五夜ですので、きっと<佐々木>先生は何か仕掛けてくるだろうなと期待しながら駅に向かいましたら、やはり秋の素材を意識した生け方でした。
色違いの三つの花器を使い、「フイリヤブラン」の葉と黄色と白色の「キク」の花の組み合わせです。
一般的「十五夜」のお飾りは、「ススキ」や「リンドウ」・「ハギ」・「ケイトウ」などの秋草を用いて飾り付けるところですが、黒色の花台に並べられた鮮やかな花器の色使い、なるほどと唸りながら拝見しておりました。
写真では重量感ある迫力が伝わらないのが残念ですが、どっしりとした構えの<生け花>でした。
使用されている葉は肉厚の、「ストレリチア・オーガスタ」 だとおもいますが、中心に生けられている赤紫色の軸は何か分かりませんでした。
花後の後の軸のようでもあり、このような使い方があるんだと新しい発見です。
一本彫りの木の花器も趣きがあり、数少ない花種にも関わらず安定感ある役割をこなしている感じです。
今宵帰宅時、山陽東須磨駅でショーケースの<生け花>を生け替えられている佐々木房甫先生と、久し振りに遭遇いたしました。
いつも素晴らしいお花の生け方を楽しみにさせていただき、私ながらの感謝の言葉を伝えますと、はにかんでおられました。
先生とのお花の会話で盛り上がりましたので、難しい反射光線を考え見ず、急いで生けられている途中だけの一枚だけをなんとか写し終えました。
「ススキ」を中心に「リンドウ」・「オミナエシ」・「ケイトウ」・「ワレモコウ」等の配色で、<ハクシモコウシンギ>だったかな、これも基本的な生け方だと教えていただきましたが、門外漢は右から左で定かではありません。
「ススキ」の一枚の葉の反りかえる形で、「月を表すんですよ」の一言には、奥深い<生け花>の世界を改めて感じさせていただきました。
正式な展覧会名は「黄色地に銀のクマ U(あるいは) スーパーホームパーティー」で9月16日(月・祝)まで開催されています。
若手アーティストやキュレーターの育成支援を目的として、2008年より公募企画として「1floor(ワンフロア)」を開催、今年で6回目を迎えています。
今回は、谷本真理さんと野原万里絵さんとの二人展ですが、「黄色地に銀のクマ」は、谷本さんがインスピレーションを受けた布のことを指し、「スーパーホームパーティー」は、野原さんが今回出品を予定している部屋をイメージしたインスタレーションを示唆しています。
野原さんの、アクリル絵画のキャンパスの範囲を超えた黒色のイラストレーションが新鮮で、また谷本さんのなんとも不思議な粘土での陶芸作品もインパクトがありました。
濃い赤紅色の葉は、「ドラセナ」の一種だとおもいますが、<生け花>の下部を引き締めるように、広がりを持たせて配置されています。
赤桃色の「ケイトウ(鶏頭)」を中心に、黄色の「スターチス」が取り囲み、白色の花「名称はわかりませんでした」が、配色のバランスを引き締めています。
思いもつかない多種の花を組み合わせての形、感心しながら拝見させていただきました。
今回は、一般的にいう「観葉植物」を使われた<生け花>でした。
切れ込みの深い葉は、サトイモ科の 「クッカバラ」 で、その下の掌状の葉は 「シェフレラ(カポック)」で、これもサトイモ科です。
紅桃色の花は「スターチス」でしょうか、緑の葉と対照的に、色鮮やかに映えています。
<生け花>ですので、和の植物が主流なのは間違いがないとおもいますが、観葉植物を上手く活かした手法は、現代流の<生け花>だと感じました。
前回と同じ 花籠 が使われていますが、<生け花>の門外漢のわたしに、いつもご丁寧な解説をくださる<モンブラン>さんから、<有馬籠の貴船>という名称を教えていただきました。
今回もお盆という時期の関係があるのだとおもいますが、<高野槇>の枝だけを使い、垂直性だけで空間の広がりを作り出されていました。
<高野槇>は名前通り、高野山に多く自生しているところから名が付けられていますが、弘法大師を開祖とする金剛峯寺を中心として発達したところですので、仏前に供える花は欠かせません。
仏前に供える花は香りがいいものとされ、<高野槇>も香木のひとつに数えられている樹木です。
小さな黄色の<菊>の花を包み込むように、 <シラン> の実と細長い葉が配置されています。
生けられた花の質素と対比するかのような、重厚な籐製の花器が目を引きました。
船の形を模しているのでしょうか、重量感ある存在で安定感を感じさせてくれます。
流れるような<シラン>の細い葉の微妙な角度と長さ、そして配置の良さに見とれておりました。
「第32回蒼穹展」の会場の隅で、今年も会えました 「ウロウロペンギン」 です。
濃紺色のテントの中に、鎮座しておりました。
昨年は驚いたことに制作者の<森田英夫>さんが、偶然わたしのブログを目にされ、ご本人より返信のコメントをいただき恐縮しました。
昨年は、「うろうろぺんぎん」と平仮名表記でしたが、バージョンアップしているのでしょうか、今年は「ウロウロペンギン」とカタカナでの表記です。
一見昨年の<ペンギン>と良く似ていますが、顔の表情が変わり、胸には名札が付き、音楽を聴けるようにイヤフォンが取り付けられていました。
残念ながら今年は、ウロウロと動き回る姿は見れませんでしたが、愛嬌を振りまきながら、動く芸術として変わらぬ行動をされているようです。
8月1日(木)から8月4日(日)までと、会期が短いのですが、【神戸アートビレッジセンター】にて、「第32回蒼穹展」が開催されています。
どのようなグループなのかは分かりませんが、それぞれにお得意の表現で作品を制作されています。
黒いお皿に金色のオブジェがありますが、<米田勉>さんの「種」という作品です。桃太郎伝説の桃を連想してしまいました。
キャンバスから赤い舌が立体的飛び出している、<西崎渉>さんの「舌ヲ出セトー」も、インパクトがありました。
白黒のコントラストで大きなキャンバス一杯に模様が書かれた<菅原千明>さんの「偶然と必然」も、良くバランスが取れた作品でした。
絵画ではありませんが、<杉本和子>さんの「響く」という、木工彫刻は鼓がより立体的に飛び出して青い糸が組み込まれ、今にも小気味良い鼓の音が聞こえてきそうな迫力を感じました。
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