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名称通り、本来は海岸の崖や砂地に生育している【ハマナデシコ(浜撫子)】は、ナデシコ科ナデシコ属の多年草で、日本・中国が原産地です。
茎は株状になり、下部は木質化して堅くなり、高さは50センチ程度です。
花期は6月頃からと「ナデシコ」の仲間としては遅く、別名「ナツナデシコ(夏撫子)」と呼ばれる所以です。
江戸時代から品種改良が進み、花色も赤紅色、白色等があり、花径15ミリ程度の5弁花を、茎の頂上に集散花序で密に咲かせます。
写真でも見えていますが、<蕚筒>は長さ15~20ミリと長めでよく目立ちますので、見分ける時のひとつの判断基準となる部分です。
多肉質の棒状の枝形状で、葉がなく枝だけが茂っているように見える形は、奇抜です。
枝分れした部分に長楕円形の小さな葉を付けますが、すぐに落ちてしまう早落性として、枝しか残りません。
トウダイグサ科ユーフォルビア属の植物で、属には全世界に2000種が分布しています。
この【ミルクブシュシュ】は、熱帯アフリカ原産として、枝の形状から日本では「ミドリサンゴ(緑珊瑚)」や「アオサンゴ(青珊瑚)」と呼ばれています。
本来は6~7メートルにも成長する植物であることと、枝を傷つけますと白いミルク状の樹液を出すのが名称の由来で、この樹液には有毒の「ホルボールエステル」が含まれていますので、皮膚などにつきますとかぶれます。
兵庫区のとある交差点の植え込みに、桃色と白色の高さ2メートルを超える草丈の【タチアオイ(立葵)】が、群生しています。
アオイ科ビロードアオイ属の多年草です。
以前までは中国原産と考えられていましたが、現在ではトルコ原産種と東ヨーロッパ原産種の交配種とされています。
草丈は3メートルにも達し、花は垂直に伸びた花茎の下から上にと順次咲いていきます。
ちょうど梅雨入りの頃に開花して、梅雨が終わる頃に花期を終え、一重咲き・八重咲きもあり、花色も桃色・白色・赤色・紫色・黄色とあり多彩です。
「アオイ(葵)」といえば普通この種を指し、京都で毎年5月15日に開催されます「葵祭り」の「葵」は、江戸徳川家の紋所と知られる「双葉葵」です。
一般的な【アカンサス】は、もう少し長い花穂だとの印象があるのですが、数段しか花が付いておらず、矮性らしき改良品種かもしれません。
キツネノゴマ科ハアザミ属に分類され、属には約20数種の植物が分類され、原産地は地中海沿岸、日本には明治末期頃に渡来しています。
葉の形が「アザミ」に似ていますので、別名「ハアザミ(葉薊)」とも呼ばれ、古代ギリシャ以来建築物や内装などの装飾のモチーフとして用いられてきており、特にギリシャ建築のコリント式は、【アカンサス】を意匠化した柱頭で有名で、またギリシャの国花です。
花期は6~9月、花は上部に赤紫色の庇のような<蕚>を付け、下部に棘の生えた顎のような<苞>があり、その間から白~淡桃色の花弁を舌のように出しています。
梅雨時の風物詩として広く慕われています【アジサイ】は、神戸市の市花ですので、この時期あちらこちらで目にする機会が多い花です。
神戸市立六甲森林植物園を中心として、多数の種類で目を楽しませてくれます。
市内にある神戸文化ホールの壁にも、【アジサイ】のタイル画があり、また歩道などの 「ベンチ」 の背もたれなどにも花が図案化されています。
日本原産種として見慣れた「ガクアジサイ」の花姿ですが、ふと「葉」を見て足が止まりました。
葉の縁がギザギザの鋸葉が多い中、斑入りの葉模様です。
園芸品種だと思うのですが、青々として葉の色ではないだけに、また違った趣がする【アジサイ】の姿です。
歩道の植え込みに、【キダチショウセンアサガオ】が樹高2メートルを超えて育っていました。
大きな筒状の花が、たくさんぶら下がっていました。
ナス科キダチチョウセンアサガオ科の植物で、原産地はアメリカの熱帯地方ですが、暑さには弱く高地に自生しています。
筒状の花姿から、園芸業界では「エンジェル(ス)・トランペット」と呼ばれ、6月頃から秋にかけて下向きに垂れさがった形で花を咲かせます。
蕾は卵形や紡錘形をしており、花は蕾から飛び出すような形で花弁が伸び、花弁の先端は5つに分かれ反り返っています。
「チョウセンアサガオ」 と同様に、<スコポラン>成分を持つ有毒植物です。
【ヒメヒオウギ(姫檜扇)】の正式な呼び方としては「アマノテカ・ラクサ」ですが、漢字の和名を知るまでは、よく見かけます 赤紅色の花弁 から「姫 檜扇」ではなく、「姫 緋扇」と思い浮かべていました。
アヤメ科の草花ですが、以前まではアマノテカ属に分類されていましたが、最近ではフリージア属になっています。
南アフリカ原産で、日本には大正時代に入り、鑑賞用に栽培されてきています。
半耐寒性の秋植え球根で、夏には休眠しており、こぼれ種でふえるほど丈夫な多年草です。
花は元の部分が筒状で先端は6枚の花弁が上下につき、花径は25ミリほど、下側3枚には斑が入り、一輪の花は3~4日開花しています。
ここ最近は、歩道などに置かれているコンテナに植えられている草花の定番になりました【ペチュニア】が、街のあちらこちらで咲き誇っています。
ナス科ペチュニア属の草本の総称として使われ、南アメリカ原産です。
花色が多彩で、一重咲きの花姿は、「アサガオ」に似ています。
多くの品種改良がおこなわれ、写真のように絞り咲きや、フリンジ咲き、八重咲きが育成されています。
写真上段の真ん中の花姿は、フリンジ咲きで八重咲きですので、単体だけでみれば【ペチュニア】だとは気付かずに、何だろうなと悩んでいたところです。
乳酸菌整腸薬として有名な「ビオフェルミン」の本社ビルは、神戸市長田区三番町にあり、神戸衛生研究所として1917年2月に創業、もうすぐ100周年を迎える企業です。
その本社ビルの前に、こんもりと大きな株の【ローズゼラニューム】が茂っていました。
フウロウソウ科ペラゴニウム属の多年草で、南アフリカが原産地です。
葉はもむといい香りがするハーブの一種で、葉茎は生や乾燥させてパンケーキに入れたり、ジャムやドリンクの風味付けに利用され、ポプリなどに使われています。
花姿はまさにゼラニュームですが、芳香はローズそのものです。
非常に分かりやすい和名の【シモツケ(下野)】で、下野国(現在の栃木県)で最初に発見されたことに由来、学名は「スピラエア・ヤポニカ」で、日本原産として朝鮮・中国にかけて分布している植物です。
バラ科シモツケ属の落葉低木で、樹高は1メートル程で、秋にはきれいな紅葉を見せてくれます。
初夏に淡紅色もしくは白色の花弁の集合花で、学名の「スピラエア(speira)」はギリシャ語で「螺旋・輪」という意味を持ち、この花姿に由来しており、花径は3~5ミリと小さな5弁花です。
同じシモツケ属には、 「コデマリ」 や 「ユキヤナギ」 があり、集合花の状態や、小さな花の姿がよく似ています。
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