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神戸:ファルコンの散歩メモ

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今年の読書(62)『Quick Japan vol.175』齋藤飛鳥(太田出版)

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今年の読書(62)『Quick...
元「乃木坂46」のタレント・俳優の<齋藤飛鳥>(26)が、12月11日より発売の『Quick Japan vol.175』(太田出版)の表紙・巻頭特集を飾っています。
 
 <齋藤飛鳥>は、2023年5月の卒業コンサートをもって、「乃木坂46」としてのアイドル活動を終えています。その後はドラマ『いちばんすきな花』・『マイホームヒーロー』、映画『サイド バイ サイド 隣にいる人』『映画 マイホームヒーロー』などに出演し、俳優として目覚ましい活躍を見せています。
 
TBS系で10月11日22時から放送の連続ドラマ『ライオンの隠れ家』には、<柳楽優弥>扮する「小森洸人」が働く市役所・子供支援課の後輩「牧村美央」役で出演しています。また『【推しの子】』のドラマシリーズは11月28日21時よりPrime Videoで世界独占配信され、その続きにあたる映画『【推しの子】』は、2024年12月20日に全国公開を控えています。
 
本誌では、<齋藤飛鳥>が表現者としての未来を語った2万字のロングインタビューに加え、巻頭を飾るスペシャルフォトストーリーは、写真家<小見山峻>による撮り下ろしグラビア、関係者・スタッフによる証言などを通じ、また本人が大きく影響を受けた作品について詳細に語ります。映画では、昨年公開の『PERFECT DAYS』(監督:ヴィム・ヴェンダース)や、戦後の横浜で夜の街を生きる少女を描いた『月曜日のユカ』(1964年・監督:中平康)など、彼女の美学と信念に迫る総力特集を90ページにわたり展開しています。
#ブログ #単行本 #芸能 #読書

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今年の読書(61)『スタジオジブリ全作品集 増補改訂版』(講談社)

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今年の読書(61)『スタジオジ...
『風の谷のナウシカ』から始まるスタジオジブリの全27作品を完全網羅した書籍『スタジオジブリ全作品集 増補改訂版』(講談社)が、11月11日に発売されています。
 
 2021年に出版された前版は、7カ国語に翻訳されています。その完全版となる『スタジオジブリ全作品集 増補改訂版』には、2023年7月14日に公開されました最新作『君たちはどう生きるか』も新たに収録され、監督<宮﨑駿>のイメージボードやキャラクター設定、レイアウトといった制作過程が年表付きで解説されています。プロデューサー<鈴木敏夫>の巻頭特別インタビューでは『君たちはどう生きるか』の世界的ヒットについて、そしてジブリパークやスタジオジブリの未来が語られています。
 
 さらに米配給会社GKIDSのプロデューサー<エリック・ベックマン>による「アメリカでは、どのようにジブリ作品が愛されるようになったのか」という文章も収録されています。
 
そのほか5つのエリアが開園したジブリパークの最新情報、三鷹の森ジブリ美術館やジブリパークでしか観られない短編映画10作品も紹介されています。
 
【掲載作品】
『風の谷のナウシカ』『天空の城ラピュタ』『となりのトトロ』『火垂るの墓』『魔女の宅急便』・『おもひでぽろぽろ』
『紅の豚』・『海がきこえる』・『平成狸合戦ぽんぽこ』・『耳をすませば』・『On Your Mark』・『もののけ姫』
『ホーホケキョ となりの山田くん』・『千と千尋の神隠し』『猫の恩返し』・『ギブリーズ episode2』・『ハウルの動く城』
『ゲド戦記』・『崖の上のポニョ』『借りぐらしのアリエッティ』『コクリコ坂から』『風立ちぬ』・『かぐや姫の物語』
『思い出のマーニー』・『レッドタートル ある島の物語』・『アーヤと魔女』・『君たちはどう生きるか』
#アニメ #ブログ #単行本 #映画 #読書

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今年の読書(60)『流警 新生美術館ジャック』松嶋智左(集英社文庫)

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今年の読書(60)『流警 新生...
 <松嶋智左>も人気がでてきたのか、今年早くも(53)『降格刑事』に続いて『流警 新生美術館ジャック』の登場です。かきおろしぶんことして、2024年9月20日に発売されています。
 
『流警』のタイトルとしては、2023年7月発売の『流警 傘見警部交番事件ファイル』があり、登場人物たちは同じでシリーズになったのかと思いましたが、登場人物たちは一新しており、タイトルのみの継続のシリーズ化のようです。
 
新設の県立美術館の開館式典が始まる前で突然、爆発音が鳴り響き、狐面をつけた10人ほどの武装集団に美術館が占拠されてしまいますが、運悪く館内に取り残されたのは、副知事「秦玖理子」と女子小学生「野々川凛」、そして変人キャリア警視正の警備部長「榎木孔泉」でした。
 
犯人側の要求は現金十億と、ある展示品の壺が盗作であることの公表を求める物でした。「孔泉」たちは脱出の機会を図りつつ、スマホで警備本部と連絡を取りながら狐集団の正体を探ろうとしますが、捉えられてしまいます。
 
彼らの真の思惑とは一体何なのか、3人は無事に救出されるのか、警察側との交渉の中で緊迫描写が描かれる、地道な捜査での殺人事件解決とは異なる新たなる警察小説の登場です。
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今年の読書(59)『霧をはらう(下)』雫井脩介(幻冬舎文庫)

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今年の読書(59)『霧をはらう...
(58)『霧をはらう(上)』に続く『霧をはらう(下)』です。
 
点滴殺傷事件で母親「野々花」が逮捕された「由惟」は、大学進学をあきらめ不登校の妹「紗奈」を養いながら、職場で社長の息子の専務の嫌がらせに耐えていました。
 
母親の無実を信じる弁護士の「伊豆原」は検察の立証を崩すべく、病院関係者の証言集めに奔走します。有罪率99%の現在の刑事裁判で無罪を勝ち取る打開策を見つけるために、犯行が不可能だったことを立証しようと頑張る中、主任弁護士側の「桝田」の行動に不信を抱いた「伊豆原」は、手弁当で「野々花」の私選弁護人となり、新しく妻の故プ敗の「仁科栞」を補助として、事件の再検証をしてゆく中で、新たな不審者を見つけ出します。
 
弁護士の業務を克明に記述しながら、裁判員制度と法廷での進行を絡め、後半に一気に驚愕の展開を見せ、事件の真実に迫っていきます。
 
親子と姉妹のお互いの信頼関係の絆、依頼人と弁護士の信頼関係を平行に描きながら、信じることの困難さと尊さを描く著者渾身の記念碑的傑作でした。
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今年の読書(58)『霧をはらう(上)』雫井脩介(幻冬舎文庫)

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今年の読書(58)『霧をはらう...
本書『霧をはらう(上)』は、2021年7月に刊行され、2024年8月10日に発売されています。
 
古溝病院の小児病棟で、同室の4人の子供の点滴にインスリンが混入され、2人の幼い命が奪われた点滴殺傷事件が起こります。物証がないまま逮捕されたのは、生き残った女児「紗奈」の母親「小南野々花」でした。
 
看護助手の経験もあり、献身的な看病のあまり、周囲の母親との軋轢も生んでいた彼女は取り調べで自白しますが、後に否認します。小学6年生の娘「紗奈」を懸命に支えていた母親は冷酷な殺人犯なのか?
 
人権派の大物弁護士「貴島義郎」と共に「小南野々花」を弁護する同期の弁護士「桝田実」と偶然会った「伊豆原柊平」は、「小南野々花」弁護団に加わり、事件の背景の調査に乗り出します。
 
「紗奈」の姉「由惟」は大学進学をあきらめ、小さな会社に就職、不当な扱いを受けながらも妹の面倒を見ていますが、「伊豆原」は姉妹の様子を気にかけながら、精神鑑定の結果も良くなく、病院関係者の聞き取りに奔走していきます。
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今年の読書(57)『探花』今野敏(新潮文庫)

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今年の読書(57)『探花』今野...
待ちに待った2022年1月に単行本が刊行されています「隠蔽捜査」シリーズの『探花』の文庫本が、2024年9月1日に発売されています。
 
前作『清明』に続くスピンオフ2作品を含むシリーズ11作目になりますが、現時点で『審議官隠蔽捜査9・5』と『市や隠蔽捜査10』の単行本が刊行されていますので、まだまだシリーズとして楽しめそうです。
 
横須賀基地付近で殺人事件が発生。神奈川県警の刑事部長「竜崎伸也」は、目芸者の証言により犯人は米軍基地関係者かもしれないことから、米海軍犯罪捜査局から「リチャード・キジマ特別捜査官」の参加を認め、異例の日米合同捜査が始まります。
 
その一方、同期キャリアで席順1位の腹の内を見せぬ男「八島圭介」が警務部長として県警本部に着任してきます。「八島」には前任地福岡で、暴力団と付き合いのある国会議員「大西渉」との黒い噂がつきまとっていました。
 
横須賀署に泊まり込む形で捜査を始める「竜崎」でしたが、妻からポーランドに留学している息子の「邦彦」が、現地警察に逮捕されたようだとの連絡があり、「竜崎」は外務省の「内山」に調査を依頼します。
 
麻薬での前科がある息子だけに気になる「竜崎」ですが、合同捜査が生む軋轢を乗り越え、殺人事件の捜査を進めていきます。息子の事件で左遷され出世コースを外れている「竜崎」は頭脳と決断力で、本庁の「伊丹」の協力もあり、難局を打開してゆきます。
 
ちなみにタイトルの「探花」は、華僑の最終試験の順位で三番目を指しています。席順1位の「八島」、2位の「伊丹」、3位の「竜崎」と、それぞれのキャリア志向と警察官としての矜持のつばぜり合い、面白く読み終えました、
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今年の読書(56)『流転』笹本稜平(双葉文庫)

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今年の読書(56)『流転』笹本...
著者<笹本稜平>は、2021年11月22日、急性心筋梗塞のため70歳で亡くなられています。訃報は翌2022年1月14日に公表され、ファンとして驚きました。本書『流転』は、遺作として、2022年4月 双葉社より刊行され、「越境捜査」シリーズ『相剋』に続く9作目として、2024年8月10日に文庫本が発売されています。
 
神奈川県警の「宮野」が横浜で偶然見かけたのは12年前のIT富豪の沼田一家殺人事件で指名手配され、20億円の資産とともに海外逃亡したとされる男「木津芳樹」でした。捜査をはじめた警視庁の「鷺沼友哉」たちでしたが、その矢先、「木津」が突如、隠れ家のマンションから飛び降り自殺を図ります。
 
一命を取り留めた男の容態を気にしながら調べを進めていくと、マンションの管理会社の総務部長「中村和俊」と「木津」とのかかわりが判明、また「中村」の背後に半グレ、闇金女王、中国人殺し屋など裏社会の人間が関わっていることがわかってきます。
 
富豪一家殺人事件の真相は、そして本物の巨悪の正体は、消えた20億円の行方とともに、「鷺沼」を中心とする刑事5人の〈タスクフォース〉の奮闘が小気味よく進みます。
 
消えた20億円の行方とともに最後は、「宮野」が企む、経済的制裁という名の金儲けができずに終りますが、ニンマリとする結末が待ち受けています547ページで、これから<笹本稜平>の新作が読めないと思う悲しい気持ちで読み終えました。
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今年の読書(55)『県警の守護神』水村舟(小学館)

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今年の読書(55)『県警の守護...
本書、<水村舟>の『県警の守護神 警務部監察課訟務係』は、第2回警察小説新人賞受賞作品です。
 
警察小説は、捜査一課を中心とする殺人事件が主体ですが、本署は訟務係を舞台としています。警察が訴えられたときに事件を処理する部署です。
 
新人警察官の「桐嶋」が、ショウネンオウンテンスルバイクを追跡していると、少年は自損事故を起こし、助けようとした「桐嶋」はひき逃げに合います。病院で目を覚ますと少年は死亡しており、その責任を負うべく民事訴訟を起こされていました。
 
そんな彼女に元に現れたのが、監察課訟務係の「荒城巡査部長」でした。裁判では敗け知らずの「県警の守護神」と呼ばれている男は、元裁判官で弁護士資格を持つ異色の警察官でした。
 
警察小説と法廷小説の趣向もたっぷりで、勝利のためには汚い手も使う、ゆがんだ正義感の「荒城」の個性が印象的で、「桐嶋」と「荒城」の対立と連帯感を、原告代理人の辣腕女性弁護士との闘いの中で、スリリングに描いています。
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今年の読書(54)『泣ける映画大全』大友しゅうま(KADOKAWA)

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今年の読書(54)『泣ける映画...
本書は、2021年に『ジャンプ+』にて『ゴリラ女子高生』を連載の漫画家<大友しゅうま>(30)のXやInstagramで投稿された映画紹介8コマ漫画のなかから、「泣ける映画」に限定し、映画のあたらしい見方を提案しています。
 
「泣ける」とひと言でいっても、感動で泣くこともあれば爆笑で笑い泣きをするなど、さまざまです。本書では、映画のジャンルを6章に細かく分けて72作品を紹介していますので、今後映画をみるときの参考になります。
 
SNSで投稿された作品に加え、本書限定の描き下ろし作品も多数収録されています。
 
さらに、収録された72作品にまつわるエッセイ、番外編のコラムマンガなど、全240ページにみっちりと情報の詰まった読み応え十分の楽しい映画案内書です。
 
また、表紙イラストも、『タイタニック』『ライフ・イズ・ビューティフル』『トゥルーマン・ショー』『ミッドサマー』などの1シーンが散りばめられていて、作品名を探すのも楽しめる趣向になっています。
#ブログ #単行本 #映画 #漫画 #読書

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今年の読書(53)『降格刑事』松嶋智左(幻冬舎文庫)

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今年の読書(53)『降格刑事』...
著者<松嶋智左>は、1961年生まれ。元警察官で女性白バイ隊員でした。退職後小説を書きはじめ、2005年に北日本文学賞、2006年に織田作之助賞を受賞。2017年、『虚の聖域 梓凪子の調査報告書』で島田荘司選ばらのまち福山ミステリー文学新人賞を受賞しています。文庫本として発売されています『女副署長』以降の作品は全部読んでいると思います、お気に入りの作家です。
 
本書『降格刑事』は、文庫書下ろし作品として2024年8月10日に発売されています。
 
元警視の「司馬礼二」は48歳、業者との不祥事で降格し、自主的に退職すると思われましたが、辞職することなく日野中央署刑事総務課に左遷されてしまいます。勤務態度は、やる気はゼロ。無責任で、捜査中でも定時で帰りたがります。
 
警視の出世株から警部補に転落し、離婚したダメ刑事として過ごしていました。ある日、新米刑事の「犬川椋」と組み女子大生失踪案件を追うことになります。当初は事件性も不明でしたが、強盗事件の犯人と思われる男が河川敷で遺体で発見され、事件との繫がりが判明し状況は一変していきます。
 
表題から読む前には、降格された刑事が、抜群の行動力と推理力で、事件を解決に導くという筋書きを予測していましたが、新米刑事の「犬川椋」との捜査段階で、ポツリポツリと事件の核心をついてゆく流れでした。刑事捜査の実務がない「司馬礼二」ですが、刑事の心理と矜持を描く警察小説として面白く読み終えました。
 
この『降格刑事』も続編に期待し、「司馬礼二」の新たな局面と新米刑事の「犬川椋」の成長する姿を読みたいものです。
#ブログ #文庫本 #読書

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