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つれづれなるままに

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トランプの勝利

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トランプの勝利

この日、米国大統領選挙の結果、大方の予想をひるがえしてトランプが大統領に選出されました。

全米200の新聞社の中でたった2社のみがトランプを支持し、
残りの全てはヒラリーを支持するという異例の展開の中での勝利。

その意外性に私もその夜大変驚きましたが、
家内は私以上で、会話も出来ないほど精神的なショックを受けたのです。

…………………………


映画監督のマイケル・ムーアさんが以前からの勝利を確信していた文書を紹介します。

世界のカラクリに精通するとはこういう事か、
開眼の思いでその文書を読みました。

特に5番目の「ベンチュラ効果」には痛く納得させられました。

(以下が引用です)


友へ

悪い知らせを伝えるのは残念なことだが、昨年の夏、ドナルド・トランプが共和党の大統領候補になるだろうと君たちに言った時も、俺ははっきりと伝えていた。そして今や、君たちにとってさらにもっとおぞましい、気の滅入るような知らせがある。それは、ドナルド・トランプが、11月の大統領選で勝つということだ。この浅ましくて無知で危険な、パートタイムのお笑いタレント兼フルタイムのソシオパス(社会病質者)は、俺たちの次期大統領になるだろう。

トランプ大統領。さあみんな、この言葉を言ってみよう。だってこれから4年間、この言葉を言うことになるんだよ。「トランプ大統領」。

俺の人生で今回ほど、俺は正しくない、俺が間違っている、って誰かに証明してほしいと思ったことはないな。

俺には、君たちが今何をしているかわかる。激しく首を横に振っているだろう。 「いや、マイク、そんなことは起こらない!」とか言って。残念ながら、君たちは外界から隔離された狭い範囲の世界で生きている。その世界には、隣にエコー室があり、そこで君たちとその友人たちは、アメリカ人はバカ野郎を大統領に選んだりしないって確かめあっている。

あらゆることがトランプがらみだから、奴のクレージーなコメントとか、こっちが恥ずかしくなるくらい自分に酔っている奴のスタンスのおかげで、君たちは奴に対して、呆れたりあざ笑ったりしている。その頃、ヒラリー・クリントンの話を聴いて、私たちの最初の女性大統領、世界が敬う人、頭が切れて子供たちを大事にし、オバマのレガシーを継承する人に注目している。なぜならこれこそ、アメリカ人が求めているものだからさ! もちろんこれからの4年間もこのままさ!

君たちはすぐさま、この狭い世界から脱出しなきゃいけない。現実を否定ながら生きるのをやめて、限りなく現実だと心の奥底では理解している真実に向き合う必要がある。

「有権者の77%は女性と有色人種と35歳未満の若者だ。トランプは絶対に彼らの過半数の票を獲得できない!」なんてことで安心しようとするとか、「みんなこんなバカ野郎に投票することはないだろうし、自分にとって最善の利益に反して投票することもないだろう!」なんて理屈で安心しようとするのは、脳がトラウマから自分を守ろうとする働きなんだ。通りで大きな音を聞いても、「ああ、タイヤがパンクしただけだ」とか「あれ、誰かが爆竹を鳴らしているんじゃんないか?」と思うだろ。というか、誰かが銃で撃たれた音を聞いた、なんて思いたくないんだよ。

これは、911が起きたときに最初のニュースと目撃者の話が、「小型飛行機が誤って世界貿易センターに突っ込んだ」だったのと、同じ理由だな。俺たちは最善の結果を求め、望むことを必要としている。なんでかっていうと、ぶっちゃけ、生活はもう混乱してるし、給料ぎりぎりの暮らしで何とか生き抜こうとしたって、もう難しいんだよ。俺たちはこれ以上悪いことが起きても、対処できないんだ。だから何か恐ろしいことが実際に起きたって、俺たちの精神状態は変化を受け入れられないんだ。

フランスのニースでトラックに轢かれた最初の人々が、この世で最後の瞬間にしたことは何かというと、その人は単に運転手がトラックをコントロールできなくなっただけだと思って、運転手に手を振って、歩道の縁石を飛び越えたことを指差して、「気をつけて!」と叫んだんだ。「歩道には人がいるよ!」って。

おい、みんな、これは事故じゃないんだ。事件が発生しているんだ。それでも、クリントンが事実の積み重ねとか、頭の回転の速さ、理屈とかで、トランプを倒せると信じている人は、この1年、56カ所で行われた予備選とか党員集会の結果を見過ごしている。共和党には16人が立候補して、みんな打倒トランプに全力を注いだけど、誰もトランプの勢いを止められなかっただろ。今の情勢だったら、本選でもこれは起きると思う。そしてこの事態に対処するためには、まず君らみんなにこの事実を知ってもらう必要がある。それから、多分、もしかしたら、俺たちが今いる混乱から抜け出せる方法を見つけられるかもしれない。

勘違いしないでほしい。俺は自分の住んでいる国に大きな希望を持っている。状況は好転している。左派はジェイムズ・D・ハンターが言うところの「文化戦争」に勝った。ゲイとレズビアンは結婚できるようになった。アメリカ人の大多数が今や、世論調査の質問に、寛大な答えをしている。女性の同一賃金――わかった。中絶は合法であるべき――わかった。環境法の強化――わかった。銃の規制強化――わかった。マリファナの合法化――わかった。大きな変化が起きている。 今年22州で勝利した社会主義者のサンダースにぜひ尋ねてほしい。そしてもしみんなが自宅のカウチからXboxとかプレイステーションで投票できるなら、ヒラリーが圧勝するのは間違いないと思う。

でもこれは、アメリカで実際にできる方法じゃない。みんな家を出て、投票の列に並ばなければならない。そして仮にそこが貧しい黒人とかヒスパニックの地域だったら、長い列に並ぶだけでなく、うまく投票できないようにつくられている。だから、ほとんどの選挙で、投票率が50%になることだって難しい。そこに11月の大統領選の問題があるんだ。つまり、投票する気のある、投票するように鼓舞された有権者たちを、どうやって投票所に連れていくか?ってことだ。

みんな、この質問に対する答えがわかっているだろう。いちばん過激な支持者がいる候補者は誰なのか? どの熱狂的なファンが午前5時に起きて、朝から晩まで全力を尽くし、はるばる投票所まで行って、それだけじゃなくてトムとかディックとかハリーとか(そしてボブ、ジョー、ビリー・ボブ、ビリー・ジョー、ビリー・ボブ・ジョーとか)全員を投票に行かせるだろうか? その通り。これが俺たちが今最大級の危機に陥っている状況なんだ。そして自分をごまかさないでほしい。どんなに説得力のあるヒラリーのテレビ広告が流れても、討論会でヒラリーがトランプに事実を質しても、共和党主流派の自由主義者たちがトランプから票を吸い上げても、奴の呪術を止めることは出来ないだろう。

トランプが大統領になる5つの理由を教えよう。

1.中西部の票読み。

ラストベルト(錆びついた工業地帯)の奴らは、EU離脱と同じことが起きることを歓迎している。トランプは、ミシガン、オハイオ、ペンシルベニア、ウィスコンシンといった五大湖を取り巻く4つのブルーステート(民主党が優位の州)に意識を集中させると俺は思っている。この4つの州は、もともと民主党が強い地域だが、2010年以降それぞれの州で、共和党の知事が選ばれている(最終的にペンシルバニア州だけは、今は民主党知事になっている)。3月のミシガン州予備選で投票に行ったのは、民主党が119万人なのに対して、共和党は132万人だ。

トランプは、ペンシルベニア州の最近の世論調査でヒラリーをリードしていて、オハイオ州では同点だ。同点? トランプがこれだけ無茶苦茶な発言と行動しているのに、どうしてこの大統領選レースは、これほど接戦になっているのか? これは多分、ヒラリーがNAFTA(北米自由貿易協定)を支持したから、製造業中心の中西部の州の壊滅を助長した、とトランプが発言しているからだ。クリントンがTPPを支持したから、この4州の人々をひどく不利な立場に置いた他の貿易政策に関して、トランプはクリントンを攻撃するだろう。

トランプがミシガン州で選挙活動している時、フォード・モーターに働く工場労働者のために、もしフォードが工場を閉鎖してメキシコへ移転するなら、メキシコで製造してアメリカに入って来る自動車すべてに、35%の関税を掛けると言った。これがミシガン州の賃金労働者たちの耳には、この上なく甘美な音楽のように響いたんだ。そしてこの時、トランプはAppleにも、iPhoneを中国で製造するのをやめて、ミシガンの工場で製造するように強要した。もちろん人々の胸は熱くなるわな。お隣の州知事ジョン・ケーシックが手にするはずだった大勝利を、トランプが持ち逃げしたんだ。

友よ、グリーンベイからピッツバーグまで、このあたりの人は、イングランドの中流階級と同じだ。疲弊して、元気ががなく、苦しんでいる。

この地域では、いわゆる中流階級の残骸と、田園地域に大工場の大きな煙突が散在している。彼らはレーガンのトリクルダウン理論に騙されて、怒り、辛い思いで働いている(もしくは、働き口すらない)人たちだ。いつも耳ざわりのいいことを言っておきながら、いざというときにはゴールドマン・サックスのロビイストに高額の小切手を書いてもらうのを期待して、なんでもかんでも揉み消してしまう民主党の政治家に捨てられた人たちなんだ。

イギリスで起きたことは、ここでも起きるだろう。ボリス・ジョンソンみたいなエルマー・ガントリー(口がうまいやり手のセールスマン)が現れ、どんなにひどい状態になるとわかっていても、今がチャンスなんだ!と確信させるように適当なことを大衆に言うだけだ。アメリカンドリームをぶち壊した奴ら全員に貼り付け! そしてアウトサイダーのドナルド・トランプが、奴らを懲らしめるためにやって来た! トランプに同意する必要はない! 好きになる必要だってない! トランプは、君らが嫌な人間たちに投げつける火炎瓶だ。それでなくても、彼らは君らに火炎瓶を投げつけてくるんだ! メッセージを送れ! トランプは君らのメッセンジャーだ!

そして、ここで数学が役に立つ。2012年、共和党大統領候補だったミット・ロムニーは64人の選挙人の票差で敗北した。ミシガン州、オハイオ州、ペンシルベニア州、ウイスコンシン州で投票された選挙人票を足してみれば、合計64だ。トランプの予想通りで、トランプがやればいいことは、アイダホ州からジョージア州まで(決してヒラリーには投票しない州)のレッドステート(共和党が優位の州)を制したら、あとはこの4つのラストベルト州を押さえるだけだ。トランプにはスイングステート(選挙のたびに結果が変わる州)のフロリダ州は必要ない。コロラド州やバージニア州も必要ない。ミシガン州、オハイオ州、ペンシルベニア州、ウイスコンシン州だけだ。これで、トランプはトップに躍り出るだろう。これが11月に起こる。

2.怒れる白人、最後の抵抗。

我がアメリカ男性たちが主導してきた240年間の統治は、終わろうとしている。一人の女性が、その座を引き継ごうとしている! なんでこんな事態になったんだ?! 注目! 警告のサインは出ていたが、俺たちはこれを見逃していた。ニクソンは、ジェンダーに冷たかったけど、タイトルIX(男女教育機会均等法)を作った。この法律は、学校で女子生徒も男子生徒と同じスポーツをする権利を持つべきだと言っている。その後女性たちは、民間ジェット機でパイロットにもなれるようになった。気がついたら、ビヨンセが今年のスーパーボウル(俺たちのゲームだ!)で、大勢の黒人女性と一緒にフィールドに雪崩込み、拳を突き上げ、男性の支配はここで終わった! と宣言していた。おお、なんてことだ! 

これは、危機に瀕している白人男性の心の中がかいま見える光景だ。本人の手から権力がすり抜けていき、彼らのやり方は、もはや容認されないという意識が芽生えている。この「フェミナチ」(保守派のフェミニストに対する蔑称)っていう怪物は、トランプが言ったような「目から血を流している、どこであっても血が出ている」(トランプが女性の生理を侮蔑した発言)奴らが、俺たち男を征服するんだ。そして今や、俺たちに指図してきた黒人の男に8年間耐えなきゃいけなかったのに、今度は大変なことは傍観する、そして威張り散らす女のもとで、8年間を過ごすことになるのか? その後の8年間は、ゲイがホワイトハウスに入るのか! それからトランスジェンダーか! 君たちは、そんなことを目の当たりにする。その時までには、動物にも人権を認められているだろう。そしていまいましいハムスターが、この国を統治していることだろう。これは止めないといけないな!

3.ヒラリー問題。

ここだけの話だけど、正直に話していいか? そして俺たちが話す前に、これだけは言わせて欲しい。俺はヒラリー・クリントンが好きだった、それもかなりな。ヒラリーは、不当な濡れ衣を着せられてきたと思う。ヒラリーがイラク戦争に賛成したから、俺は二度とヒラリーに投票しないと決めた。今日まで、そのつもりでいた。ファシストもどきが最高司令官になるのを防ぐために、俺はその決心を改めようと思っている。

悲しいことだが、ヒラリーは何かしら軍事行動を起こして、俺たちを従軍させる方法を見つけるだろう。ヒラリーはオバマより右寄りで、タカ派だ。しかしトランプの錯乱した指が、あの核ボタンに掛かったら、それでおしまい。完全に終わりだ。

現実を見てみよう。ここでは、俺たちにとって最大の問題はトランプではなく、ヒラリーだ。ヒラリーはまったく人気がないし、有権者のほぼ70%が、ヒラリーを信用できないと言っているし、不誠実だと考えている。ヒラリーは旧来の政治を象徴している。実際には、君たちの選挙権以外何も信用していない。一時期だけ同性婚反対のために闘い、その後は、同性婚の司祭を務めている。

若い女性が、最大の反ヒラリー派だ。この若い世代が、世界中のバーバラ・ブッシュ夫人のような人たちに、「黙ってクッキーを焼きなさい」(ヒラリーはかつて「私は家でクッキーを焼くような人間じゃない」と言って反発を受け、専業主婦のブッシュ大統領夫人とクッキーレシピ対決をした)と言われる必要がないように、ヒラリーやその同世代の他の女性たちが耐えた犠牲と闘いを考えたら、若い女性たちは心を痛めないといけないな。でも、その子どもたちも、ヒラリーが嫌いだ。

そしてミレニアル世代が、毎日のようにヒラリーには投票しないと言っている。民主党員でも、無党派でも、オバマが大統領になった日とか、バーニー・サンダースが予備選の投票に臨んだ時みたいに、11月8日に目覚めて、みんなワクワクしながら急いでヒラリーに投票しに行くなんてことは、有り得ないだろう。そんな熱狂はどこにもない。そしてこの選挙の勝敗を決めるのは、たった一つのことだ。つまり、誰が家にいる人々をより多く引っ張りだして投票させるか、ということだ。トランプはちょうど今、有利な立場にいる。

4.意気消沈したサンダース支持者票。

クリントンに投票しないバーニーの支持者に、やきもきするのはやめよう。俺たちはクリントンに投票するんだ! 世論調査をみたら、今年ヒラリーに投票するサンダース支持者の数は、2008年にオバマに投票したヒラリー支持者の数より多い。ここが問題じゃない。

やばいのは、ちまたのバーニー支持者が、当日ちょっと消極的だけどヒラリーに投票するために投票所に足を運ぶ。これが俺が言うところの「意気消沈した票」だ。つまり、そいつらは、投票所に有権者を5人連れて来ないんだ。それに、月に10時間選挙ボランティアをしない。どうしてヒラリーに投票するつもりなのかを、興奮した口調で話すこともない。

彼らは意気消沈した有権者なんだ。なんでかっていうと、若い人だったら、インチキやたわごとを一切容認しない。彼らにとってクリントン・ブッシュ時代に戻ることは、いきなり音楽を聞くために金を払わないといけなくなり、MySpaceを使って、巨大な携帯電話を持ち運ぶ時代に戻るようなものだ。彼らはトランプに投票しないだろう。そのうち第三の政党に投票する奴もいるだろうが、多くは家の中だ。ヒラリー・クリントンは、自分を支援する理由を彼らに与えるために、何とかしないといけない。

そして穏健派で物腰の柔らかい中道の白人男性のおっさんを副大統領候補にしたのは、ミレニアル世代からすると、ヒラリーが自分たちの票を重視していないように思うから、賢い戦略ではない。正副大統領候補に2人の女性が並ぶ案も浮上したよな。これはワクワクするアイデアだったけど、ヒラリーは逃げを打って、安全策を取った。これはヒラリーが、若者票を逃してしまっているいい例だ。

5. ジェシー・ベンチュラ効果。

結局、有権者の何かしでかしてやろうというパワーを過小評価してはいけないし、いったん投票ブースのカーテンを閉めて、一人きりになったら、自分が隠れアナーキストだと自認している大衆を見くびってはいけない。投票ブースはセキュリティカメラや盗聴器が付いていないし、配偶者も子どもも上司も警官もいないし、いまいましい制限時間もない、世の中に残された数少ない貴重な場所だ。そこでは、必要なだけいることができるし、誰も何かをするように強制することはできない。ボタンを押してもいいし、党の公認候補にも、そうでなけりゃはミッキーマウスとかドナルド・ダックと書いて投票することだって出来る。規則はないんだ。

そして大勢の人間が疲弊した政治体制に怒っているから、大衆はトランプに同意するわけでもなく、トランプの偏狭な考えとかエゴを気に入っているとかでもなく、ただ、投票できるからっていうだけでトランプに投票する。計画をぶち壊しにして、パパやママをこまらせてやろうっていうくらいの気持ちで、これをやる。

ナイアガラの滝の端に立っている時、一瞬、柵を越えたらどうなるんだろうって心の中で思うのと同じような感覚で、黒幕になったような気分で、どうなっちゃうのか見てみたい一心でトランプにポンと票を入れる奴はいっぱいいるだろう。

90年代に、ミネソタ州で知事にプロレスラーが選ばれたことを思い出してほしい。ミネソタ州の人たちの頭が悪いからそうなったわけじゃない。彼らが、ジェシー・ベンチュラは優秀な指導者で、政治的見識を持った人物だと思っていたら、彼に投票しなかっただろう。彼らは、ただ単にやってみただけだ。ミネソタ州は、アメリカでも最も賢明な州の一つだ。一方でミネソタ州の人たちはブラックユーモアを好む。そしてベンチュラに投票したのは、病んだ政治体制に対する、彼らなりの辛辣な悪ふざけだった。これがトランプにも再び起こる。

HBOのトーク番組「リアル・タイム・ウィズ・ビル・マー」の共和党全国大会特集に出演した後、ホテルに戻ろうとしたら、ある男が俺を引き止めた。 「マイク、俺たちはトランプに投票しなきゃいけない。俺たちは大改造する必要がある」。そういうことか。それだけで、彼にとっては十分だった。「大改造する」ためなんだ。トランプ大統領誕生は、まさに大改造になるだろうし、投票した人々の大部分は、外野席に座って、そんなリアリティ・ショーを見たいと思っている。

(次回、どのようにしたらトランプを倒せるか、俺の考えを投稿するつもりだ。)
                 

 敬具
                  
マイケル・ムーア

ハフポストUS版より翻訳しました。

#社会

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大統領選挙の投票登録

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大統領選挙も終盤戦となった。

選挙に投票するには先ず登録をしなくてはならない。
未登録のある友人を同伴して登録所へ行ってきた。

天下分け目の関ヶ原、、、ではなかった、米国大統領選挙のための登録なのだから
どれほどに厳重な警備や審査が待ち構えているのか、とかまえていたが、

実際は拍子抜けするほど簡単な手続きだった。

建物の入り口で3人ほどの受付・案内係りの方々が待ち構えていて挨拶や案内をしてくれる。

登録窓口には10人ほどが居並んでいるがどの窓口にも先客はいない。

手前の窓口に行くとワシントン州の運転免許証の提出を求められた。

少々緊張気味に免許証を手渡す友人。

現住所が免許証に記載されている通りかを尋ねられ、その文書にモニター上で著名。

モニターには10以上の言語が準備されているようで、至って親切。

職員の対応も終始フレンドリーで、まさに友人とおしゃべりしているかのような感覚。

カウンター越しにある各国の言葉を写真に収めて良いか、と聞いてみる。

それには当然職員が入ってしまうわけで、おそらくNOと言われるだろうと踏んでいた。


が、さにあらず。

冗談を言いながら快く許してくれる。

どこかの国のように「お上」が下々の庶民らに有難くも投票権を恵んであげているといった様子がない。

やはり、共和国だった。

#社会

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ガソリン価格の低迷は喜ぶべきか?

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タコマでガスを給油する際、
価格がこんなにも低いのに驚きです。

少し前はガロン5ドルに迫る勢いだったのに、
今や2ドル少々!

消費者にはうれしくとも、デフレが懸念されます。

近くOPEC総会で石油の減産か据え置きかが決められるそうです。
原油価格の低迷は、産油国の経済にもマイナスに働いているようでして、

先回のように米国のシェールオイル産業を潰すための政策をとるのを難しくしていると伝えられます。

中国の景気の陰り、
米国シェールオイル革命、
欧州の金融政策、
経済制裁の解除されたイランからの原油供給、

などなど、需要に対して供給過剰要因が幾重にも続いているんですね。

かつて60ドルでも足りなかった満タン価格はこの日、
30ドルで事足りてしまいました。

#政治 #歴史 #環境 #社会 #経済

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バンクーバーで祝う感謝祭

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バンクーバーで祝う感謝祭

米国で出来なかった感謝祭のお祝いをこの朝、
バンクーバーにてさせていただいた。

ターキーの代わりとなる特別メニューの数々を体験。

先ず店はこの夏、
女子Wカップサッカー決勝を観戦しに来た家内が友人に連れられて来たところ。

本格的なブランチ料理が充実している上に
大型TVスクリーンが所狭しと壁に連なっていて、世界中のスポーツ中継が見れる。
 
長男のお目当ての英国プレミアリーグの生中継にチャンネルを変えてもらい、
そのモニターの目の前に席を占めた。

ところで、カナダにも感謝祭はあって、米国同様にターキーが主食となるお祝いとなる。
しかしその時期は1か月前に終わっている。

よってこの時期、感謝祭はないのに面白い現象がある。
 
翌日金曜はブラックフライディとなり、どこの商店でも大売出しとなる。
この点だけ米国から模倣して商機を最大限生かそうというあたり、

う~ん、やりますねぇ。

クリスマスやバレンタインデー、果ては昨今のハロウィーンに至るまでオリジナルの宗教的意義は措いておいて

商業的価値ゆえ浸透している日本社会を笑えたものではありませんね。

#政治 #歴史 #環境 #社会 #経済

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バンクーバーでつり橋体験

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バンクーバーでつり橋体験 バンクーバーでつり橋体験 バンクーバーでつり橋体験 バンクーバーでつり橋体験 バンクーバーでつり橋体験
今週は米国では感謝祭。
木曜から学校も休校となり、子供らは4連休となる。

家族がシアトルからバンクーバーにいる私のところに合流。

ダウンタウンから20分ほど北へ行ったところいある
つり橋で有名なところへ皆で行って見た。

すでに真っ暗となっている中、
電飾の光る公園内を散策。

そのつり橋である。

歩いてみるとかなり揺れる。
下を覗いてみると、
「キャ~」なんて奇声を上げたくなるような高さ。

いや、かなり低いところで谷川が黒々と流れている。

テロリストがいれば、爆破ではなく
橋を揺するだけで数十人が谷間に転落死できるだろうなぁ。

公園内のあたりは真っ暗で、確かに数十メートル上空の木々を連ねた回廊はイルミネーションで飾られて綺麗であった。

日中にここに来ても、緑輝く自然界に魅せられたに違いない。

#政治 #歴史 #環境 #社会 #経済

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ルワンダのバスケットを見つけて

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ルワンダのバスケットを見つけて ルワンダのバスケットを見つけて

さて今週はオレゴン州、ポートランドへ。

どんな出会いが今週はあるのか、楽しみながら始動。
実にワクワクしていました。

初日の最初に訪れた所にあったのが
ルワンダのバスケット製作販売の紹介。

フツ族、ツチ族が反目しあい、
隣近所の住民を100万人ほど虐殺したとされるアフリカの悲劇。

家内が現地を訪れ、
以来そのバスケットつくりにもしばらく関わっていたこともあって
興味を引きました。

人間にとって生活を維持できる収入のある仕事は大きな意味を持ちます。
家族を失い、自身もレイプされた筆舌に尽くしがたい痛みと苦悩を抱えた人が
前を向くために必要なのは仕事です。

生活再建のために必要なのが仕事。

自分の生きている意味や価値を見出すのに無くてならないものが生業となる仕事。

バスケットをこうして米国で販売し、
現地の人々のビジネスを支えることが出来るなら、かの地の希望につながるはず。

そして、テロの温床となるのを未然に防止する役割にもなるはずです。

先週、中央アジアキルギスでIS戦闘員らの秘密アジトが警察当局によって襲撃、
検挙されたニュースを見ました。

なぜ中央アジアに?

原油価格の低迷と通貨の下落でロシアへの出稼ぎ労働者が次々に帰国している
キルギス。

帰国しても仕事のない若者で町はあふれ、
人々は広がる一方の経済格差に将来を見出せない現状が報道されていました。

そこへ忍び寄るIS戦闘員への勧誘。
すでに同国から400名ほどがシリアへ渡っているのだそうです。

そこに約束された月給は、$3000(36万円)。
わずか36万のために殺人をもいとわないテロリストになるとは!

私たち先進国の感覚では理解できなくとも、
36万円はキルギス人の平均年間所得を超える額だそうです。

人は希望を持てないとき、どんな誘惑にも手を染めてしまう弱い者なのでしょう。
#政治 #歴史 #環境 #社会 #経済

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ベイエリアの日本人教会の歴史を学ぶ

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ベイエリアの日本人教会の歴史を... ベイエリアの日本人教会の歴史を...


本日のランチはwalnuts creek 日本人教会牧師の
藤岡先生と会食。

http://jccwc.net/index.html

ベイエリアにある4つの日本人教会の発祥や経緯のお話をうかがいました。

それぞれの教会の歩みは
神に導かれてここまで来たとしか言いようがありません。

藤岡先生、
楽しい時をありがとうございました。
#政治 #歴史 #環境 #社会 #経済

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モーニング考

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大垣城 大垣城 そのふもとにあるカフェのモーニ... そのふもとにあるカフェのモーニング スタバでのコーヒー一杯はこれよ... スタバでのコーヒー一杯はこれよりも高い!
スタバで朝食を取りながらFBを開いてみると
高校の同窓生がある朝食の様子を投稿していた。

大垣城近くのカフェでモーニングとこのとだが、
蕎麦がついている。

朝から蕎麦とは羨ましい。
さすがに日本での食事は品目が多く、健康志向がうかがえる。

この値段が400円というのが、さらなる驚き。
そのとき、私がスタバで啜っていたPumpkin spice latte は$4.95であった。

コーヒー1杯が約600円というのは日本では驚き価格に違いない。

#政治 #歴史 #環境 #社会 #経済

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9/11

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9/11 9/11
Bellingham まで今日は行ってきましたが、
官公庁、郵便局、学校の正門前に掲げられている国旗が
反旗であるのに気が付きました。

そう言えば今日は9・11でした。
ニューヨークの同時多発テロから14年目。

あの事件から約半日早くニューヨークから両親がシアトルに帰宅したのでした。
わずかの時間差で事件に巻き込まれずに済んだ両親。

TV画面にツインタワーが煙を吐きながら映し出され、
生中継のまま砂山が崩れるように崩壊していく現実。

21世紀の文明の中心地でそのような悲劇が起こっていることに
にわかに信じられず、あぜんとしたあの時から14年。

米国ではその間、住宅バブル、リーマンショックと乱高下した経済の波を抜けて
経済指標上は回復・成長軌道にあるようです。

が、世界、特に中東情勢は混乱の度合いが加速度的に増してきました。
テロ組織壊滅に向けた米軍の軍事侵攻から
撤退に伴う地元武装勢力の台頭。

イスラム原理主義の世界地図を塗り替えようとする野望と蛮行の数々。
そこから逃亡し欧州へ押し寄せる数十万人の難民の群れ。

一体その解決はありあるのでしょうか。
問題を知れば知るほどそれら要因は複雑に絡みついていて、
解決なんて望めない現実に失望します。

確かに人間的な知恵や会議、軍事や同盟で解決は不可能です。
聖書はその問題にも解決の方法とその預言が記されているので、
私たちは希望を失うことはありません。
#政治 #歴史 #環境 #社会 #経済

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ワシントン州の山火事

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ワシントン州の山火事 シュラン湖に添って広がる山火事 シュラン湖に添って広がる山火事 ワシントン州の山火事 ワシントン州の山火事 家屋の消化活動よりも自身の安全... 家屋の消化活動よりも自身の安全を守ってくれとサインを残した住民 60時間連続勤務の後に朝5時に... 60時間連続勤務の後に朝5時に帰宅した従兄弟の消防士
ワシントン州東部のシュラン湖周辺で発生している山火事が
収束しない。

オバマ大統領はこの日、
非常事態宣言を発令したという。

親戚筋にあたる私の青年は
今年学校を終えると祖父と同じ消防士の道を選んだ。

彼は、その近所に住んでいて連日
命をかけてその山火事と格闘している。

すでに3名の同僚が命を落としている。
60時間の連続勤務を終えたばかりの彼の様子がフェイスブックに載っていた。

ご苦労様。
そして被害や犠牲者がこれ以上広がることのありませんように。
#政治 #歴史 #環境 #社会 #経済

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