先日、うちの奥さんと五島美術館へ「古伊賀 破格のやきもの」展を見に行った。東京国立博物館、三井記念美術館、根津美術館、徳川美術館、出光美術館、サントリー美術館など、全国から集められた古伊賀の名器が90点あまり展示されている。期待していなかったが、結構面白かった。まあ、故意に歪ませているところはあまり好みではないが、花生がずらりと並んでいると、いろいろな姿の埴輪が並んでいるようで面白かった。また、自然釉の「ビードロ釉」はいいですね。主に花生と水指で、あと茶碗、茶入と香合でしたが、やはり、埴輪みたいな花生がよかったかな。
昨日、渋谷に「理想郷」というスペイン・フランス映画を見てきた。第35回東京国際映画祭で、東京グランプリ(最優秀作品賞)、最優秀監督賞、最優秀主演男優賞の3冠受賞した作品で、スペインで実際に起きた事件をベースに映画化され、スペインでは2022年に公開された独立映画の興行収益第1位を獲得した映画らしい。「緊張感漂う心理的スリラー」を体験すると説明があり、「心理的スリラー」とは何だろうと思ったが、ようするにサスペンス映画みたいなものかな? カトリーヌ・ドヌーヴが「今年観た中で最も強烈な映画でした」と言っているようだが、まあ、とにかく結構重い映画であった。
久しぶりに映画館で映画を見た。CCR (CREEDENCE CLEARWATER REVIVAL ) の1970年4月に行われたロイヤル・アルバート・ホールの伝説的なライブ・パフォーマンスをすべて収録したドキュメンタリー映画である。オリジナルの16ミリフィルムがロンドンの金庫で50年ぶりに発見されたらしく、4Kで復元されたらしい。1970年1月から行われたヨーロッパツアーで、なんとコペンハーゲンでのライブもちらっと映っている。ロイヤル・アルバート・ホールのライブ・パフォーマンスはビートルズ解散4日後の4月14日と15日に行われたので、この時、世界一のロックンロール・バンドになっていたようだ。とてもよかったので、パンフレットを買ってしまった。
松濤美術館へ「杉本博司 本歌取り東下り」を見てきました。見に行く時間が取れなく、諦めていたところ、一昨日、ちょっと時間ができ行ってきました。 感想ですが、見れてよかった! 杉本博司氏は日曜美術館で何回か紹介されていたので知っていましたが、やはりすごい人でした。芸術に対する考え方がとても面白い。とてもマネできるものではないですが、共感するところがあり、いろいろと刺激を受けました。 特に第2会場前で上演していた「杉本文楽曽根崎心中付り観音廻り ヨーロッパ公演」と「Noh Climax 翁神男女狂鬼」のビデオがとても面白く、何回も見てしまいました。小田原文化財団江之浦測候所へもいつか見学に行きたいな..
「ロイヤル コペンハーゲンと北欧デザインの煌めき」展は来年の1月から郡山市立美術館へ巡回します。昨日、リーフレットの版下が送られてきました。 郡山市立美術館へはまだ行ったことがありませんが、新国立劇場を設計した柳沢孝彦氏が設計した美術館です。行くのが楽しみです。
少し前に行った多治見にある藤森照信さんが設計したモザイクタイルミュージアムです。ずいぶん前に訪れた時は夕方で、すでに閉館しており、中には入れませんでした。 4階の展示室1は小さいスピーカからクラシック音楽が流れており、天井の高い展示室内でいい感じに響いておりました。40分ぐらい一人でぼーっとしていたかな。館長さんと名刺交換したので、今度、吉村弘さんの「サラウンド」を流してくれるようにお願いしようかな..
あざみ野の花屋さんでパンジーも買ったようです。ちなみにバラも咲いています。四季咲きです。うちの奥さんに聞いても、いつ買ったかわかりませんが、次男が生まれる前に100円で買った小さなバラの鉢だったそうなので、30年弱は経っていると思われます。毎年きれいに咲いています。
うちの奥さんがあざみ野の花屋さんで買ってきた赤、白、ピンク色のストックを鉢に植えたら、昨日の嵐で白のストックが折れてしまいました。ということで、只今、玄関に飾られています。しかし、すごい風でしたね。ハイビスカスの鉢も倒れてしまいました。公園の木もまた倒れていたし..
昨日、横須賀美術館で行われている「ロイヤル コペンハーゲンと北欧デザインの煌めき」展の最終日でしたので行ってきました。結局、5回通ったのかな.. さて、最終的に来場者は何人だったのでしょうか。楽しみです.. 外では「~小屋とアートと地域の新鮮野菜に出会う~」というイベントをやっており、地元野菜がたくさん売られていました。
東京国立近代美術館にうちの奥さんと「棟方志功展」を見てきた。いや、なかなかすごかった。いくつかはもちろん見たことがあったが、これだけ一堂に揃うとやはりすごい! 弘前出身のうちの学生に話したら、すでに青森で見てきたそうである。ほとんどの作品が写真撮影OKだったので、いくつか撮影してきた。もう一回くらい見に行こうかな..
17歳になってから、はや1か月半が過ぎました。涼しくなり、食欲が出てきて体力も少しアップしてきたかな。最近は、真横で寝るよりも、前足を伸ばして顔を後ろ足の方へ寄せ、丸まって寝ることが多くなりました。 昨晩、瀬戸市文化センターで行われている近代国際陶磁研究会が初めてZOOMを使って行われ、参加しました。もう10年近く前に、たまたま名古屋方面への出張と重なって、1回参加したことがありますが、やはり、遠いので毎年パスしておりました。今回、鹿児島から初めて参加した方もいました。いい時代になったな..
先日、三井記念美術館へ「超絶技巧の未来へ!明治工芸とそのDNA」展を見てきた。ほとんどが現代作家のものかなと思っていたら、後半は、明治工芸、それも京都の清水三年坂美術館から借りてきたものがほとんどだったので、見たことがあるものが多かった。明治工芸の陶磁器は岐阜現代陶芸美術館から成瀬誠志の作品が3つ、7代錦光山宗兵衛の花瓶、そして、清水三年坂美術館から無銘の栗置物がひとつかな。 安藤緑山の作品を購入して以来、三井記念美術館は超絶技巧に力を入れていますね。今回は、明治工芸だけでなく、若い現代作家の作品をたくさん取り上げているところがいいですね。お客さんも若い人が多かったです。