待合室で120分!

こんにちは!「働くあなたを元気にするコーチ」です。

今このブログ記事を、病院の待合室で書いています。ただ今の時刻は8時45分。

え、病院の待合室?

はい、そうなんです。そして待合室に入ってから既に30分は経過しています。

ふー。

「これからですと、2時間くらいはお待ち頂くことになりますが、、、」
「は、はい。」
「いかがいたしますか?」
(うーむ。しばらく考えてこう尋ねる。)
「因みに明日の日曜日だとどうですか?今日よりは空いていますか?」
「さあ、どうでしょうか?」
やれやれ!

ただ今、午前10時。まだ待合室にいます。さながら実況中継になって来ました。

続々と患者さんが訪ねてくる。

「今からだと、うーむ、2時間半くらいは待つかも、です。」

すごすごと帰る人、意を決して待つ人、それぞれである。

私の受付番号が9番。先程呼ばれたのが5番。ということは一人当たりの診察時間が約15分。とすると残り4人なので、あと60分。

5合目まで来た!

読みかけの文庫本も大分進んだ。でもまだ1時間はある。

お、ここで5番の患者さんの診察終了!

あと3人かな?

今受付番号6番の患者さんが呼ばれました。10時15分。

ということは私の番号は45分後、恐らく11時!

ここまで来た!

しかし

私が今ここにいる目的が、段々と分からなくなって来た。自分の順番が来ることが目的になっている、事に気が付いた。

???

病気を治すことが目的ではなかったのか?!

ほどなく突然、名前を呼ばれて診察室へ。

なるほど!この先生なら患者さんは何時間待っても来るよね!

なぜなら、この先生は、お医者さんにありがちな
「人ではなく、病気に焦点を当てる」
という人では全く無かったのです。

あっという間に診察時間は20分、経っていました。

そしてただ今、診察終了!11時30分。

でも待った甲斐がありました!
医師の説明は丁寧で、分かりやすく、なんたって、

患者さんの気持ちに寄り添いながら、
かつ、
科学者の視点も待ち合わせた論理的な説明!

120分待ちに納得!

私もこういう

「プロフェッショナル」

になりたい、と思いました。

ではまた明日!
by 「働くあなたを元気にする」コーチ

People Who Wowed This Post

「心理的安全性」は、どうすれば実現できるのか?(第九回)

こんにちは!「働くあなたを元気にする」コーチです。

今日も、ハーバード・ビジネススクールのエドモンドソン教授の著書、「恐れのない組織」を読み進めて行きます。

少しずつ「どうすれば実現できるのか」というテーマに論点が移行していきます。

エドモンドソン教授の論点は、特徴的なキーワードに集約できるような気がします。例えば

「率直さを実現する」
「透明性」
「積極的に失敗をする・安心して失敗できる」

そして「心理的安全性」が必要なのは、映画やファッションなどクリエイティブな業界だけではなく、ハイテク企業や金融、製造業まであらゆる業種業態の企業に必要と言っています。

率直さを実現する方法として、トイストーリーを制作した「ピクサー」の実例を採り上げています。何か意見やフィードバックをする際には以下の原則に従うことにしているようです。

(1)建設的に、そして個人ではなくプロジェクトに対して意見を述べる。(意見を言われる側は、個人として捉えない。)
(2)相手に、特に意思決定者に対して、強制は出来ない。
(3)率直はフィードバックはあら捜しではなく、共感の観点で行う。

また「失敗」に関しても、色々な観点で記述があります。特に私が秀逸だと感じたのは、

- 本当の失敗とは「学ばないこと」
- 失敗の本質は、やってみて上手く行かないと分かったのに、なおも続けていること。

そして、既に何度か記述がありましたが、

- 周りの人へ、意見を求めること
- 他人の話に、謙虚に耳を傾けること

簡単なようで難しく、しかし技術的に全く不可能なことではない、と感じます。

これは「心掛け」しだい。

今日は周りの人の声や意見に先ずは、耳を傾ける心掛けを持って過ごそうと感じました。

ではまた明日!
by 「働くあなたを元気にする」コーチ

People Who Wowed This Post

「心理的安全性」は、どうすれば実現できるのか?(第八回)

沈黙?
耳を傾ける!
こんにちは!「働くあなたを元気にする」コーチです。

今日も、ハーバードビジネススクールのエドモンドソン教授の著書、「恐れのない組織」を読み進めて行きます。

今日のテーマは

「沈黙」

特に「職場」での沈黙がなぜ、防げたはずの害をもたらすのか?

- 率直に意見を言えない
- 言うべきことがあるのに言えないと感じる

職場で、特段珍しいことでは無い、これらの心理状態が大問題!、と教授は指摘しています。

その一つの理由は、

暗黙の意思決定プロセスをたどり、発言することが自分にとってプラスになるか、それとも高い代価を払うことになるかを天秤にかける。

そしてこの場合、「プラスの効果」はたいてい不確かで、後でしか得られないのに対して、

高い代価、例えば叱られる、無能呼ばわりされる、そもそも話を聞いてもらえないなどの「マイナスの効果」は明白で今すぐ起きる。

また、もう一つ指摘されているのが、

「権威に対する過信」

日本の東日本大震災による原発事故が、実例として採り上げられています。

つまり、

- 暗黙の了解
- 権威への妄信
- 波風を立てない文化慣習

これらの行動様式が背景にある、とのこと。

これを回避するためには、

「耳を傾ける」努力を

組織のリーダーは勿論、我々一人一人が意識し、行動することが必要だと感じます。

ではまた明日!
by 「働くあなたを元気にする」コーチ

People Who Wowed This Post

「心理的安全性」は、どうすれば実現できるのか?(第七回)

こんにちは!「働くあなたを元気にする」コーチです。

今日も、ハーバードビジネススクールのエドモンドソン教授の著書、「恐れのない組織」」を読み進めて行きます。

この著書の中には、世界で超有名な企業のエピソードがいくつか採り上げられています。それは良い例、即ち「心理的安全性」が実現できているケースもありますが、その反対のエピソードもあります。

例えばドイツ、フォルクスワーゲン社のクリーン・ディーゼルエンジンに関わる「事件」。ここでは詳細は省きますが、この事件を引き起こした根本原因が

「不安と脅し」の管理手法

だと指摘しています。

また他の企業の実例を挙げて

「不安を掻き立てる風土」
「気難しいリーダーと、本当のことが怖くて言えない中間管理職」

という構図も同様に、企業スキャンダルの原因となり得ると示唆しています。

そしてこういう状況が、世にも珍しいものでも特異なものでもは無い、ということに関して著者は警鐘を鳴らしています。

皆さんのお勤めの企業や、属している組織ではいかがでしょうか?

こういう事態を招かないように目を光らせる存在が「リーダー」であるはず。

しかし一方、それではリーダー以外の社員やメンバーは、何もせず傍観していれば良いのでしょうか?

組織を構成している人は全員、夫々のレベルで果たすべき役割と責任はあるはず。そういう意味においては、我々は一人一人がリーダーであり、リーダーシップを発揮することが求められているように思います。

ではまた明日!
by 「働くあなたを元気にする」コーチ

People Who Wowed This Post

「心理的安全性」は、どうすれば実現できるのか?(第六回)

こんにちは!「働くあなたを元気にする」コーチです。

ハーバード・ビジネススクールのエドモンドソン教授の著書、「恐れのない組織」を今日も読み進めて行きます。

なぜ「心理的安全性」が、仕事のパフォーマンスを高めるのか?

この問いに対する答えは、この著書の中に散りばめられているのですが、いくつかここで順不同で列挙してみると、

1.大きな環境変化
(1)機械的で予測可能な仕事が減った
(2)判断が求められ、不確実性への対応が常に求められる
(3)新たなアイディアを生み出す必要性
(4)他者との協力コミュニケーションが必須

2.環境変化へ対応するための働き方
(1)失敗から学ぶ姿勢
(2)常に学習しようとするマインドが必要
(3)不安や自信が無い時でも、それらを率直に口に出す、吐露することが許容される
(4)対立や多様性を活用して、新たな価値を生み出す

なるほど!

ではまた明日!
by「働くあなたを元気にする」コーチ

People Who Wowed This Post

多摩センター駅は3つあります!

こんにちは!「働くあなたを元気にする」コーチです。

今日は久しぶりの外出。客先での対面のコーチングセッション。お客様のオフィスが多摩センターにあるのですが、多摩センターには駅が3つあるのをご存知ですか?

まず一つ目は、多摩モノレールの

「多摩センター」駅。

ちなみに多摩モノレールは、多摩センター駅からJR立川駅を通って上北台まで走っています。

そして、この多摩モノレールの多摩センター駅から徒歩で3分くらいのところに、もう二つの駅があるのです。

その二つ目と三つめは、それぞれ

「小田急多摩センター」駅と
「京王多摩センター」駅。

この私鉄の二つの「多摩センター」駅は、全く同じ場所にお隣り同士に存在していて、コンコースで繋がっています。

これは結構珍しいかな?

更に興味深いのは、プラットホーム上がってみると、お互いのホームが良く見えます。駅だけではなく、プラットホームも、そして線路もお隣同士に走っているのです。

なお小田急線と京王線が平行して走っている区間は、多摩センターから永山で、それぞれの線の駅名は仲良く、

「小田急多摩センター~小田急永山」
「京王多摩センター~京王永山」

という感じです。

因みに、「よみうりランド」遊園地の最寄り駅も両線に存在しますが、名前が微妙に違っていて

小田急線が「読売ランド前」
京王線が「京王よみうりランド」

となっています。

ライバルでありながら、平行して走っていたり、名前が微妙に異なっていたり....
興味深いですね!

来月もまた、客先訪問が予定されているので、楽しみです!

ではまた明日!
by 「働くあなたを元気にする」コーチ

People Who Wowed This Post

ガーデニングをちょっと「手伝って」みました!

ミョウガ
フィジョア
こんにちは!「働くあなたを元気にする」コーチです。

東京地方の今日は、梅雨も一休み。快晴と言うわけではありませんが、降らず照らずの良い感じ。

良い感じ?

これは実はうちの妻の言葉。

再度、私は訊き返しました。「何に良い感じ、なの?」

うちの妻は「ガーデニング」が趣味。自宅近くの緑化センターで昨日、いくつか植物を買ってきたのは昨晩聞いていた。

ということで、手伝ったのが「ガーデニング」。

正直言って、私はあまり得意ではないし、それほど思い入れはない。しかし、何か一緒に楽しめる趣味や活動があると良いな、とは感じている。

そこで、ちょっと「お手伝い」。

最初は気乗りがしなかった土いじりだが、始めてみるとそれなり楽しい面もある。

そして植えたのは写真の通り、

「ミョウガ」と
「フィジョア」

特にフィジョアは、我々家族が暫く住んでいた南半球の国、ニュージーランドではガーデニング定番の植物。どこの家でも植えてある柑橘系?の実がなる木である。

これは秋の収穫が楽しみ!

ということで、梅雨の晴れ間に見つけた、ささやかな楽しみとなりました。

ではまた明日!
by 「働くあなたを元気にする」コーチ

People Who Wowed This Post

東京武蔵野商工会議所主催「街頭相談会」に参加してきました!

こんにちは!「働くあなたを元気にする」コーチです。

今日、東京、武蔵野商工会議所「サービス業部会」主催の

街頭無料相談会

に参加してきました!

梅雨の晴れ間の土曜日。とにかく天気が晴れで良かったです。

場所は、JR・井の頭線 吉祥寺駅南口徒歩3分の「コピス前」。

弁護士や税理士などの士業が、市民の皆様の相談に「無料」で対応するもの。

私は通商産業省登録 中小企業診断士として相談会に参加して参りました。

実は初めて参加するので、勝手が全く分からず。今年は会場前の通りで

「チラシ配り」

に専ら従事。

しかし市民の皆様から様々、貴重な意見を頂戴しました。

「え、こんな相談会があるの?どんな相談でも良いんですか?」
「無料相談会?弁護士の先生もいるのかな?一市民としてはなかなか相談するハードルが高いので、こういうの有難いんだよね!」
「いやー士業の連携、大事だよね!」

概ねポジティブな反応で有難いです。

中小企業診断士としての私への、個別相談が無かったのは若干、残念でしたが....

毎年一度、開催されているので、次回はぜひ!
住みたい街ランキング第一位の吉祥寺へ!

ではまた明日!
by 「働くあなたを元気にする」コーチ

People Who Wowed This Post

「親業」とは?

こんにちは!「働くあなたを元気にする」コーチです。

今日は「心理的安全性」から少し横道に逸れて「親業」についてです。最近ある事件に出くわして

「親とは何か?」

というテーマが頭の中でぐるぐるしています。一番下の子供が既に21歳と、ほぼ「親業」を終えている感はあるものの、

「親業」は何を以って終了するのか?

という素朴な疑問も湧いてきて、すっきりしない気分。

ということで私のもやもやに少し、お付き合い頂きたく。

因みに「親業」とは、「親業訓練協会」の定義をお借りすると

親と子の心の架け橋を作るコミュニケーションのこと。

アメリカの臨床心理学者トマス・ゴードンが、発達心理学や臨床心理学などの行動科学に基づいて考案した、とのこと。

つまりコミュニケーションの方法と、それを支える親としての基本的な考え方や、人間としてあり方をも包含しているものと想像されます。

親も一人の人間。一人一人個性があるのは当たり前で、考え方が異なる可能性はある。しかし一方、「親として」の考え方の基本や、持つべき心構え、そして子供への接し方の「基本型」やスキルというものもあるはず。

何の準備や心構えもなく、病院で「はい、あなたの息子さんですよ!」と見せられていきなり親になってしまった私としては、「親業訓練」は有難いものだと感じます。

また、親業をコミュニケーションの分野に限定せず、もう少し幅広く捉えることも可能だと思います。

私の個人的な感覚としては、「親業」には次のような観点・切り口があると良いかな、と感じます。

1.人間としてあり方
2.親の果たす役割
3.子供という存在の理解
4.子供との接し方(コミュニケーションも含む)

ではまた明日!
by 「働くあなたを元気にする」コーチ

People Who Wowed This Post

(第五回)「心理的安全性」は家庭内で実現可能なのか?

家庭内での「心理的安全性」?
こんにちは!「働くあなたを元気にする」コーチです。

ハーバードビジネス・スクールのエドモンドソン教授の著書「恐れのない組織」を読み進めていますが、今日はちょっとした「事件」があり、そして「気付き」がありました。

それを簡単に記します。それはこんな問い掛けです。

「心理的安全性」は家庭内で実現可能なのか?

最初にお伝えしますが、私も現時点で答えはありません。

そして、そもそも家庭内で「心理的安全性」が必要か否か、という論点もあるかと感じます。

以前にも触れたポイントですが、

心理的安全性は「環境」であり、何かを達成するために用意されるもの

という観点では、家庭にも何か達成したい「目的」や「ゴール」があって、それを達成するために「心理的安全性」が必要、効果がある、という点をまず確認する必要がある、と考えています。

主語は「家族が」だと思いますが、

家族のメンバーが達成したい「目的」や「ゴール」

は何でしょうか?

今日の時点では答えを持ち合わせていないので、ここで止めておきます。

近い将来、自分自身として何か答えのようなものが得られたら、ここに記します。

ではまた明日!
by 「働くあなたを元気にする」コーチ

People Who Wowed This Post

×
  • If you are a bloguru member, please login.
    Login
  • If you are not a bloguru member, you may request a free account here:
    Request Account