<ホームレス川柳575>
Jul
2
出版者~ 興陽館編集部
図書館で立ち読みしていたが面白いので借りてきて眺めています・・
解説から~
<ホームレス>・・決まった住居を持たず、公園や路上で生活する人々
<川 柳>・・ 五七五音で人生・人間の心、人の世の詠む詩
* 野良猫と 野良犬と俺 野良びとか
* 野良猫が 俺より先に 飼い猫に
* ホームレス 卒業式は いつくるの
* この暮らし 先は長いぞ 気が重い
* 見てしまう 故郷行きの 高速バス
* ホームレス 長すぎたのか ホープレス
* 家なき子 その通りだよ 今の身は
* 野良猫と 同じ寝床で 暖をとる
* この世界 保護かあの世が 卒業だ
* 入る墓 無いから百まで 生きよかな
この本は6人のホームレスの方の137作品で編集されている・・
ホームレスになるきっかけは・・仕事を失って・収入が無くなり・・
家賃が払えなくない・・住居を失う・・
助けを求められる身近な絆がない・・
読んでいるうちに失礼ながら・・笑いとユーモアがこみ上げてくる・・
施設に収容されてもすぐ逃げ出してしまう人も多いようだ・・
束縛されないから気は楽かも知れぬが・・
年を重ねて病気になれば困るだろう・・
なるべく早く卒業することを進めたい心境です。