ウルトラマラソンの本格練習を開始してから、読書量が劇的に減ってしまっています・・・。「読書の習慣」が黄色信号ですね。
そんな中、今月ようやく1冊の本を読み終えました。
読み終えた本は、こちら。
ウルトラマラソン後、走行距離も減っているので、「マラソン本」で気合いを注入するために、こちらを選択しました。
本書の中で気になった箇所が、今回のタイトル。
「走りながら休め!」でした。
「トップランナーは走りながら休むんですよ」
(元早稲田大学駅伝 渡辺康幸監督)
これを受けて著者はこう綴っています。
僕も何年か走っているうちにようやくぼんやりとではあるが
「走りながら休む」ということがわかってきた。
例えば1kmを3分で走っていたのを3分05秒で走るようにする。
これが彼にとって「休む」ということのようだ。
僕の感覚なので、言葉にするのは非常に難しいのだが、
僕の場合、5kmごとを目安に数百メートル程度「休む」ようにしている。
休むというよりは、その間エネルギーを温存する、英気を養うといったほうが
正しいのかもしれない。見た目にはほとんどわからないだろうけれど、
自分としてはリラックスしている状態なのだ。
何ともすごい話であります。
このような微差を意識的に取り入れているとは、驚きしかありませんでした。私の場合、息を入れようと思い、少しペースダウンすることは多々ありますが、30秒以上落としているはずです。しかも、気分で息を入れています。計画に入れるという発想がゼロ。
数秒のペースダウンができるということは、基本となるペースがほぼくるいなく、走れているということ。これもすごい!!
私は一定のリズムで走っていても、10秒前後の誤差が出てしまいます。
最後に、この章の要点は、次の文に現れているように感じました。
ペースをどんなにスローに落としても、止まることだけはしない。
それでメンタル面をキープする。つまり心が止まりかけたら動けばいい。
だからどんなときも僕は走ることで心を動かしている。
もう究極です!
カラダを動かすことは、デフォルトなんですね。
「メンタル筋力」をキープするために走り続ける!!
そして、常に全力ではなく、定期的に「息を抜く」。
この息にこれれば達人といえそうです。
RUNだけではなく、仕事が忙しいときにも使えることができる考え方のように思えます。
例えば「ポモドーロ・テクニック」では、25分行動し、5分休むを繰り返します。この5分は本気で休みますが、活動しながら息を入れる方法があれば、いいのかも!? いや、このテクニックは完全に目的から離れないといけませんでしたね。
まずは「RUN」です!!
リアル大会でのフルマラソンサブ4へ向けての本格練習は、8月上旬からスタートします。
それまでの練習の中で、「走りながら休む」感覚をつかめるように、意識してみようと思っています!