《眼福(271)“私的紅葉・黄葉前線(6)!?!”❖21-331》

ブナ(椈・山毛欅)     ブ... ブナ(椈・山毛欅)     ブナ科(Fagaceae)
学名:Fagus crenata Blume
別名:シロブナ、ホンブナ、ソバグリ、ソバグルミ、ソバノキ、コハブナ


《眼福(271)“私的紅葉・黄...
《眼福(271)“私的紅葉・黄...
《眼福(271)“私的紅葉・黄...
《眼福(271)“私的紅葉・黄...
《”森の色・ポーラ美術館” 》
ポーラ美術館の森と色、ブナを頭に色々な葉色で構成されている。
紅葉・黄葉が織りなす景観は、當に自然林と感じさせる!?!
ブナ(椈・山毛欅);
ブナの漢字、かつては木ヘンに無と書いていたほど使い道のない木とされていた。
が、自然環境を守る大切な樹木として注目され、神奈川県内では丹沢・箱根に見る。
寒い地方では低地、暖かい地方では高地に生える。陰樹で極相種。肥沃土壌に育つ。
丹沢では、600~800m以上の尾根筋に多く見られた。
近年、丹沢の南西面のブナにオゾン(光化学スモッグ)による立ち枯れが多々見られる。
ブナの成長は遅く、実生から5年でも樹高1m程。
簡単な年齢推定方法は、直径が40cmになるのに100年と見る。
樹皮は灰白色~暗灰色、滑らかで割れ目は無い。その為、時に地衣類が付き模様ができる。
材は木目が通らず、腐りやすく狂いも大きいため、建築用材としては使われなかった。
欧州では、(種類は異なる)ブナを高級木材として扱う。日本ではかつて、食器などを作った。
古くからわが国では、飯碗や汁碗は木製で、片手で持てるお碗で食事するを習慣としていた。
このお碗の作り手を木地師と呼んでいた。材料は、一般的にブナが使われた。
木地師は各地の山々を移動しながら、轆轤で挽き、かんなで削って碗や皿、盆などを作った。
ある程度の数がまとまると、里に降りてきてお金や米に変える生活をしていた。
白木の碗では水気を吸い、耐久性に乏しいため漆を塗ることで使い勝手は著しく向上した。
この漆を塗る職人を塗師(ぬし)と呼んだ。木地師と塗師の分業が全国各地で行われていた。
“ブナの実の豊凶”ブナが豊作だと、野ネズミが大繁殖すると言われる。
一般に木の実は、動物に実を食べ尽くされるのを防ぐため、定期的な豊凶の波を持つ。
これをマスティングと呼ぶ。しかしブナには豊凶の定期性がないとされる。
木の実の豊凶の落差が野生動物の食料に響く。自然界の妙であろう。
「令和参年(皇紀2681年)11月27日、記」
#ブログ #植物

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《眼福(265)“艶やかな赤系色の実!?!”❖21-325》

《眼福(265)“艶やかな赤系...
《”自宅裏手の実” 》
庭の手入れなど全くしない昨今だが、樹や草花たちは健気に活きている。
普段、見ない裏の物置脇に植わっている萬兩に赤い実がついていた。
この時期我が家で見れる花は、マーガレットコスモス  (ガモレピス)位だ。
黄色と赤、花と実隣り合わせだと良いのだが、、、。
萬兩は、幼児が無いと行かない物置の脇にひっそりと見をつけている。
自然な野生ではなさそうな低木。園芸種は、じつに沢山の実をつける。
年を越して来春迄実がついてる。楽しめるが、場所が場所、植え替えるか!!
「令和参年(皇紀2681年)11月21日、記」




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《眼福(264)“里山植物の色(3)!?!”❖21-324》

ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸) ナ... ヒヨドリジョウゴ(鵯上戸) ナス科(Solanaceae)
学名:Solanum lyratum Thunb.
ハゼラン(爆蘭) ハゼラン科(... ハゼラン(爆蘭) ハゼラン科(Talinaceae)
学名:Talinum crassifolium
別名: サンジソウ(三時草)、エドノハナビ(江戸の花火)
これは、いかなる花茎か??? これは、いかなる花茎か???
《”赤系統色の実&??” 》
東丹沢と呼ばれる厚木市・清川村周辺は、低山が折り重なっている地域。
緑濃い散歩道に事欠かない。又、自転車散歩にも適している。
散策の途で無意識に撮していて帰宅して、あれぇって思う実と花茎があった。
「令和参年(皇紀2681年)11月20日、記」

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《眼福(263)“里山植物の色(2)!?!”❖21-323》

《眼福(263)“里山植物の色...
シロバナリンドウ(白花竜胆) ... シロバナリンドウ(白花竜胆) リンドウ科(Gentianaceae)
学名:Gentiana scabra var. buergeri f. albiflora
シロバナエゾリンドウ(白花蝦夷竜胆)
学名:Gentiana triflora var. japonica f. albiflora
《”丹沢山地山麓の植物(2)” 》
リンドウの白花品種。野生種もあるようだが、園芸種と思える。
形態的にリンドウと変わらないようだが、リンドウに比べ草丈が低い。
今ひとつ、シロバナエゾリンドウの可能性もあるが、識別が???
「令和参年(皇紀2681年)11月19日、記」
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《眼福(262)“里山植物の色(1)!?!”❖21-322》

ツワブキ(石蕗) キク科(As... ツワブキ(石蕗) キク科(Asteraceae)
学名:Farfugium japonicum (L.) Kitam.
Ligularia tussilaginea Makino
地味だけれど、紅葉期の葉色。 地味だけれど、紅葉期の葉色。
《”丹沢山地山麓の植物(1)” 》
ツワブキ(石蕗);
ツヤブキがなまったも、といわれている和名。三浦半島の海岸近くでよく見かけた。
葉は長さ10~38㎝の柄があり、葉は、腎心形。葉面は、厚くて光沢がある。
若葉は、握り拳の様に丸まり灰褐色の軟毛が覆い、葉柄の基部は鞘状になる。
葉の間から高さ30〜75cmの太い花茎をのばし、黄色の頭花を散房状につける。
頭花は直径4〜6cm。花柄は1.5〜7cmと長い。周りには雌性の舌状花が1列に並び、
中心部に両性の筒状花が多数集まる。総苞は筒形で、総苞片は1列に並ぶ。

昨年、丹沢の麓の野草園で見たツワブキ、綺麗な色をしていた。
その風情を思い出させる色づいた葉を見た。
「令和参年(皇紀2681年)11月18日、記」
#植物

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《眼福(261)“里山の晩秋感(3)!?!”❖21-321》

《眼福(261)“里山の晩秋感...
《眼福(261)“里山の晩秋感...
《眼福(261)“里山の晩秋感...
《”寺家ふるさと村(3)2021/11/14!?!” 》
秋から冬へ、樹々の色合いに季節感が見える。
「令和参年(皇紀2681年)11月17日、記」



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《眼福(260)“里山の晩秋感(2)!?!”❖21-320》

ハゼノキ(櫨の木) ウルシ科(... ハゼノキ(櫨の木) ウルシ科(Anacardiaceae)
学名:Toxicodendron succedaneum (L.) Kuntze
別名: リュウキュウハゼ
《”寺家ふるさと村(2)2021/11/14!?!” 》
ハゼノキ(櫨の木);
山野に生え、高さ7〜10m、幹の直径8〜12cmになる。
幹は灰褐色~暗赤色で平滑。若い樹皮は皮目があり老木になると縦に裂け目が入る。
全体に毛が少なく、ほぼ無毛。枝は灰褐色〜帯赤褐色。
葉は互生し、長さ約30㎝の奇数羽状複葉。小葉は、4〜8対で広披針形~狭長楕円形。
先が長くとがり、全縁、ほぼ無毛、裏面は緑白色。小葉が垂れ下がることが多い。
葉裏は緑白色、葉裏の側脈がヤマハゼやヤマウルシほど目立たない。秋に紅葉する。
若芽は、無毛で緑色又は赤くなる。雌雄別株。黄緑色の小花を円錐花序に多数つける。
ヤマハゼは葉軸に毛が密生し、小葉の幅がやや広く、葉に毛が散生する。
ヤマウルシは幹が灰白色で、褐色の縦筋がある。
葉幅が広く側脈数が少なく、側脈と主脈の角度がやや小さい。
「令和参年(皇紀2681年)11月16日、記」



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《眼福(259)“里山の晩秋感(1)!?!”❖21-319》

《眼福(259)“里山の晩秋感...
《”寺家ふるさと村(1)2021/11/14!?!” 》
レンプクソウ科(Adoxaceae) のガマズミ属(Viburnum) の実と思う上画像。
ガマズミ(鎌酸実、莢迷・・学名:Viburnum dilatatum )とは異なるか???
花は、大きさ等で区別できるだろうが、赤い実では区別が難しいほど良く似ている。
鎌酸実の名前の由来は、実が酸っぱい事からきているらしい。
ムシカリ 、ヤブデマリ、ミヤマガマズミ、チョウジガマズミ、コバノガマズミ、 オニコバノガマズミ、
これらの実、同じように真っ赤に実る。ガマズミ属だろう、と思いはすれど明確に特定できない。
葉身に托葉が無い、実の付き方等で、ミヤマガマズミではなかろうか。
「令和参年(皇紀2681年)11月15日、記」
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《眼福(258)“未だ咲いていた健気な花(3)!?!”❖21-318》

ノラボウ(のらぼう) アブラナ... ノラボウ(のらぼう) アブラナ科 《Brassicaceae (Crucifera)》
学名:Brassica napus
別名: ノラボウナ(のらぼう菜)、野良坊
昨年の春に咲いていた、同じ場所... 昨年の春に咲いていた、同じ場所。
《”ふれあいの森晩秋2021/11/14!?!” 》
ノラボウ(のらぼう);
ノラボウナは、東京都西多摩地方及び埼玉県飯能市付近で栽培されてる野菜。
江戸時代初期にはすでに各地で栽培されていたと伝えられている。
耐寒性に優れ、天明の大飢饉、天保の大飢饉の際に人々を飢饉から救った。
春に咲くと聞いているが、こんな季節に花を咲かせていた??
「令和参年(皇紀2681年)11月14日、記」



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《眼福(257)“未だ咲いていた健気な花(2)!?!”❖21-317》

《眼福(257)“未だ咲いてい...
オケラ(朮) キク科(Aste... オケラ(朮) キク科(Asteraceae)
学名:Atractylodes japonica Koidz. ex Kitam.
学名に混乱があると言われているが、ここでは上記のように記すことにする。
《”寺家ふるさと村の晩秋2021/11/13!?!” 》
オケラ(朮);
学名に混乱があると言われているが、ここでは上記のように記すことにする。
短い根茎があり漢方薬に利用される。茎は細く、木のように堅くなる。
葉は互生し、下部の葉は長さ8~11㎝、3~5裂し、縁には刺状の鋸歯がある。
根生葉は花時には枯れてない。葉は秋の終りに黄色くなって落ちる。雌雄異株。
頭花は直径約2㎝、筒状花だけからなり、やや紅色を帯びた白色、稀にピンク色。
雄株は雄花、雌株は両性花であり花冠の先は5裂する。総苞は長さ10~12㎜の鐘形。
総苞片は7~8列。魚の骨のような特徴ある形をした総苞外片が、2列に総苞を包む。
総苞外片を苞葉と解説している図鑑もある。
(2列の総苞外片は外苞葉 と内苞葉といい、その内側に総苞があり総苞片が多数 )。
「令和参年(皇紀2681年)11月13日、記」
#植物

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