エゴマ(荏胡麻);
古代よりこの種から搾った油が食用や灯りとして利用されていた。
が、江戸時代に菜種油の登場で栽培されなくなる。
アルファリノレン酸が含まれることで昨今、健康食品としてし登場している。
草丈100~250㎝。茎は、4稜形で1〜2mmの長軟毛が疎生、密生することもある。
葉は対生、広卵形で、長柄がある。葉質は、色々で葉色鮮緑色〜濃緑色。
葉裏には黄色い腺点がある。苞は緑色~紅紫色で卵形~広卵形。
花序下部の苞は横幅が狭い。萼は釣鐘形で先が5分裂、花時(長さ4〜7mm)。
秋、太く短い円柱形の花穂を伸ばし白色の小花を多数つける。
花穂は太く短い円柱形で、長さは野生種のセトエゴマに比べてかなり短い。
花冠は白色か桃白色、長さ4〜 6mm、雄蕊は花冠からほとんど突出しない。
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近頃、否、春から雑用ばかりで、身近な里山(泉の森)を散歩出来ていなかった。
久し振りの森は、平日ということもあってか静かだった。而して微笑んで迎えてくれて。
未だ秋の華麗な花々は、メタボリズムの最中って感じだった。
森は息づき・・・着実にあきに!!普段、通らない場所で見つけたエゴマの花。
令和参年(皇紀2681年)9月23日、記」