《 雅羅・/・襍囈〝3月花Ⅱ〟❖ ’24-62 》

シロバナセツブンソウ(白花節分草)キンポウゲ科(Ranunculaceae)
学名:Eranthis pinnatifida Maxim. f. albida
シロバナセツブンソウ  セツブンソウの白花品種。
双草(1茎2花)シロバナセツブンソウ 
色々あるセツブンソウの「変わり花」の中でも一際異彩を放つ。
普通品種の中に咲くシロバナセツブンソウ。 
雄蕊と雌蕊が白く、茎と葉は淡緑色
シロバナセツブンソウの幼体。生まれたときから全体の色が淡い。
《 節分草の進化か??“白花節分草” 秩父市、節分草園 》
シロバナセツブンソウ;
白い花の中心部が、紫色。花茎が、赤褐色なのが節分草の特徴・特色。
ごく稀にいわゆる「素心」「青軸」のものが存在してるようだ。
花茎が黄緑色で雄蕊の葯が白く、雌蕊も黄緑色で葉色も暗緑色ではなく明緑色。
通常の節分草の群落に混ざり明るく透明感のある存在は、際立っている。
これが、「シロバナセツブンソウ(白花節分草)」と称される草花である。
突然変異的に赤紫の色素が抜けた姿。この先、経過観察に関心を持つ。
正式に品種として認知されているわけでは無いようだ。
昨今の気象的変化に対して、いかなる姿を見せてくれるだろうか??
この白花節分草の開花は、節分草に比べ少し遅く花を見せるようだ。
白色で大きな花弁のように見える部分は、
多くのキンポウゲ科の植物と同様、花弁ではなく萼片。
花弁は、雄蕊の周りに並んだ小さなY字形で先端が黄色い部分。
通常花の先端、黄色部分が花弁で基部は通常は淡い紫色。
白花は白色。通常花の雄蕊は濃い青紫色。白花は白色〜淡いクリーム色。
花の中心部にある雌蕊は、通常花では薄紅色、白花は淡緑色。
白花は、アントシアニン等の色素を構成する酵素の遺伝子に異常があるか。
白花の出現率は、かなり低いと思えるが、どの程度なのか興味津々。
 
 
「令和陸年(皇紀2684年)3月2日、記」
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