《 雅羅・/・襍囈〝3月花Ⅷ〟❖ ’24-69 》

セントウソウ(仙洞草・先頭草) セリ科(Apiaceae/Umbelliferae) 
学名:Chamaele decumbens (Thunb.) Makino var. decumbens 
別名:オウレンダマシ(黄蓮騙し)
※ 泉の森端・森の原っぱ ※
肉眼では、判別・識別、困難!!
《 小さすぎて見過ごしてしまう草花 “仙洞草”   》
セリバオウエンに葉が似てる事で別名の様に呼ばれることがある。
湿った林縁部などに生える小さな花。一属一種の日本固有種。
似た姿の草の中で最も早く咲く故”先頭草”?名前って不可思議。
草丈は20cm前後だが、花は小さく繊細。見過ごしてしまう程だ。
葉は根生し、1〜3回3出羽状複葉で紫色帯びた長い柄がある。
小葉や裂片の隙間は変化が大きい。葉柄の基部は左右に広がり鞘となる。
細長い花茎の先に複散形花序を出し直径3㎜位の白い小花を多数つける。
総苞、小総苞や萼はない。5個の花弁の先は少し曲がる。
雄蕊は5個で長く花弁から突き出る。葯は白色。花柱2個も長い。
花期、葉の形、子房(若い実)の形、この三点で仙洞草か否かを見分ける。
 
「令和陸年(皇紀2684年)3月9日、記」
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