《 雅羅・/・襍囈〝節供〟❖ ’24-63 》

家族連れ・・楽しんでおられた!!

民家の中で人間浄瑠璃が演じられていた。
上演前に演者が解説解説される。
若いお母さん・・子供さんも見入っていた!!
上演後、人形の動かし方等、質問に答えられていた。
楽しい催し。
《  今時の“桃の節供(桃の節句)の催し!?!”   》
3月3日は、桃の節供「ひな祭り」。
子供時分は、妹のお雛様を当然の様に飾っていた。
だが、ひなあられや桜餅等を食べる方が楽しみだった。
雛祭り・・桃の節供、単に風習じゃん、と子どもごころ。
「桃の節供」雛人形を飾り、女児の安寧を祝う日本の伝統文化。
女児が生まれて初めて迎える「初節供」、微笑ましい行事だ。
節供の象徴、雛人形飾りの簡略化も現代的(個々の家庭)。
七段飾りなど余り目にしなくなった。端午の節供飾りも同様だ。 
桃の節供・・3月は梅の花の季節だが、旧暦の3月は新暦の4月。
桃は、古来から魔除けの効果を持つとされ、それ故「桃の節句」。
更には、桃は「百歳(ももとせ)まで、と不老長寿の祈願。
色々な願いが、祝う風習として今に至り、現在のひな祭りがある。
ひな祭り起源は「流し雛」。災厄を身代わりに人形に託し川に流した。
不浄を払う儀式、この災を祓う、が女子を祝うに変化していった。
又、雛人形の女雛と男雛、モデルは「天皇・皇后」である由。
内裏(だいり)とは、天皇の私的区域の事、聖域を意味する。
 雛人形飾りは、天皇と皇后の結婚式行列を模したお飾りか!!
 紫宸殿の前、右手に橘、左手に桜が植えてあったとつたわる。
それを模して段飾りにも左近の桜・右近の橘を飾っている。
等々、天皇皇后を模したお飾り故、内裏雛(だいりびな)と呼ぶ。
お雛様の「雛」は、紙や布で作った人形「雛(ひいな)」が語源。
「ひいな遊び」とは、「ちいさくてかわいらしい」という意味で、
上流階級の遊びの中に、かつての神道の背景も見えてくる。
天皇皇后は理想の夫婦、崇拝の対象か、などと想いは膨らむ。
「桃の節句」に食べる縁起の良い食べ物に菱餅(ひしもち)がある。
菱餅にも様々な伝聞がある由。赤は厄除けを、緑は健康と厄除けを、
白は清らかな子孫繁栄を表していると、聞く。
ひなあられの色彩は、日本の四季を表しているのだとか!!
更には、祝食にしても色々、各地の文化的違いがみえる。
日本の伝統行事の意味や歴史、古くから伝わる風習、
歴史的変遷、先人の知恵と世相背景をも再認識する。
*       *       *
今年の雛祭りの日は、自宅で雑務処理、PCとにらめっこ。
眼の疲れを癒そう、と泉の森・民家園の催しに出掛けた。
懐かしのおもちゃ遊び(けん玉、コマ回し、めんこ等々)、
そして人形浄瑠璃の上演、小学生位のお子さん達が見入っていた。
人形の動きをじいっと見入ってる姿に感心した。
久し振りに観る人形浄瑠璃、楽しく拜した。
古民家での人形浄瑠璃、良い企画だなぁ!!
民家園の庭には、河津桜や大漁桜が咲き誇っていた。
 
「令和陸年(皇紀2684年)3月3日、記」
 
 
 
 
zakkaboh_pfs.jpg



#ブログ

People Who Wowed This Post

×
  • If you are a bloguru member, please login.
    Login
  • If you are not a bloguru member, you may request a free account here:
    Request Account