《 雅羅・/・襍録〝紫式部〟❖ ’24-162 ❖ 》

ムラサキシキブ(紫式部)    シソ科(Lamiaceae/Labiatae)
学名:Callicarpa japonica Thunb. var. japonica
別名:ミムラサキ(実紫)、コメゴメ
ムラサキシキブかコムラサキかとくていできなかったが??


《〝紫式部の花!?!〟“泉の森・各所 ”  6月木花Ⅵ  2024/06/09  》
泉の森では特段、珍しい花ではない。野生自生種かは、不明。
ムラサキシキブと呼ばれるのは、山野に自生している木を指す。
一般的に目にするのは、コムラサキで両者の識別は難しい。
丘陵地の日当たりの良くない林内に自生する雌雄同株(しゆうどうしゅ)の木。
樹高3mほどになる。樹皮は灰褐色。はじめ細かい星状毛があるが、のちに無毛。
皮目は楕円形でやや多い。葉は対生。葉身は長さ6〜13cm、幅2.5〜6cmの長楕円形。
先は尾状に尖り、基部は狭いくさび形。縁には細かい鋸歯がある。両面とも無毛。
裏面には淡褐色の腺点が散在する。葉腋から集散花序を出し、淡紅紫色の花をつける。
花冠は長さ3〜5mm、上部は4裂し、裂片は平開する。雄蕊4個、雌蕊1個。
よく似た仲間にヤブムラサキが居る。
またヤブムラサキとの雑種にイヌムラサキシキブがあり、葉の裏面に星状毛が残る。
ムラサキシキブの海岸型の変種にオオムラサキシキブ(var. luxurians)が居る。
有花柄の葉がムラサキシキブより大きい。ただし中間型もある。
コバムラサキシキブは有花柄の葉がムラサキシキブより小さい小葉の品種。
ヤブムラサキは全体に星状毛が多く葉や萼に毛が密生し、花が葉の下につく。
コムラサキは葉が両面無毛、葉の先半分の縁だけに鋸歯がある。
花序は葉腋より少し上から出る。

「令和陸年(皇紀2684年)6月10日、記」

#ブログ

People Who Wowed This Post

×
  • If you are a bloguru member, please login.
    Login
  • If you are not a bloguru member, you may request a free account here:
    Request Account